2026年10月16日
国際外部評価委員会、OISTの学際的な研究モデルと科学的成果を高く評価
この度、第3回となるOISTの国際外部評価が実施され、その報告書の概要が公表されました。OIST設立以来、独立した外部の専門家からなる評価委員会による評価は、OISTが掲げるビジョンとミッションの達成に向けた進捗を評価するための重要な仕組みとなっています。第1回は2015年、第2回は2019年に行われ、今回は2026年3月から5月までの間に実施されました。
外部評価委員会は、著名な学識経験者・大学リーダー8名からなる委員で構成され、OISTのガバナンスおよびマネジメント、研究・教育、知的財産・技術移転・イノベーション、組織・インフラ、財政基盤および持続可能性の5分野について評価を行いました。
委員会は、OISTの部局を置かない組織体制、主任研究者を中心とした研究体制、公用語としての英語の採用、そして世界中から優秀な人材を採用するという独自のモデルが、持続的な競争優位性として機能していることを高く評価しました。また、OISTの論文の12%以上が世界の被引用数上位10%に入り、その割合は日本全体の平均のほぼ2倍に達していることなどを挙げ、「OISTは、設立理念に基づく独自のモデルの有効性を実証するとともに、世界トップレベルの研究成果を生み出し、次なる成長段階に向けた強固な組織基盤を築き上げた」と総括しました。
今後の最優先課題として、OISTの強みを維持しながら着実な発展を図ることを挙げています。、そのためには、重点研究分野における研究クラスターを強化するとともに、安定的かつ十分な財政基盤を確保し、これまでのOISTの成功を支えてきた学術文化を将来にわたって維持・発展させていくことが重要であるとしています。
国際外部評価委員会報告書の概要は、こちらのリンクからお読みいただけます。
2026年OIST国際外部評価委員会メンバー:
- Donatella Sciuto(共同議長) イタリア ミラノ工科大学 学長
- Jens Nielsen(共同議長) デンマーク BioInnovation Institute 最高経営責任者(CEO)
- Steven Chu 米国 スタンフォード大学 教授
- Robert Langer 米国 MIT 教授
- 大野 英男 東北大学 前総長
- Robert Perich スイス Swiss School of Public Governance 教授
- Thomas Rosenbaum 米国 カリフォルニア工科大学 学長
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