沖縄科学技術大学院大学（OIST）

先駆的な大学院大学である OISTは、科学の新たなフロンティアを開拓するため、分野の垣根を越えた研究を行っています。また、新世代の科学を率いるリーダーを育成し、沖縄にイノベーション拠点を形成する触媒の役割を果たします。

最新記事

沖縄本島南部で撮影されたリュウキュウツチトリモチ（Balanophora fungosa ssp. fungosa）。苔むした森の地面にキノコ状の植物体が群生している。

希少な寄生植物が秘める進化の謎

アジア太平洋地域に生息する希少な寄生植物、ツチトリモチ属。その特異なゲノムを解析した結果、寄生植物の進化の過程と、光合成能力を失ってからも葉緑体が担い続ける驚くべき役割が明らかになりました。

Broken clocks, with shattered glass and escaping springs and pins are represented alongside cancer cells in an abstract image

がん細胞は「時間の感覚」を失うことにより細胞分裂を続ける

分裂期ストップウォッチに関する新たな知見が、がん細胞が細胞死や細胞分裂停止を逃れて増殖する仕組みを明らかにしました。

A photograph of a blue laser light hitting a reflective surface inside a complicated spectroscopy setup, housed in a dark area.

スロー分光法で捉えたフリーラジカルの瞬間

新しい実験装置が電荷の微弱な信号を検出し、光劣化や長期光放出プロセスの物理現象に新しい視点をもたらします。

原始スープに浮かぶ原始的生命のイラスト。一つの細胞が別の細胞を取り込む様子を示している。

複雑な生命は従来の想定より早く進化していたことが判明

新たな証拠に基づく進化モデルが、複雑な生命の始まりをかつてない精度で解明しました。

An organic polymer (carbons represented in black) holds metal atoms in controlled environments using side chains towards realization of enzyme-like catalysis.

原子レベルで設計された単原子プラットフォーム:次世代触媒への可能性

革新的構造の単原子プラットフォームにより気体分子の捕捉に成功。より高効率な触媒開発への第一歩

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研究イベント

2025年12月12日

StrucShare meeting: Open hour

2025年12月12日

【Seminar】Prof. Mathias Middelboe "The role of bacteriophages in marine ecosystems and their potential use in disease control in aquaculture"

2025年12月12日

"Mycorrhizal Symbioses in Forests: What do DNA and Fungal Isolation tell us?" by Dr. A. Kevin G. DJOTAN

2025年12月13日

シンポジウム

OIST-Keio Showcase Talk Series Vol. 8 "Science Meets Society: Twist, Flow, and Instability"

2025年12月15日

[OCQT Seminar] Quantum Measurements at Particle Colliders and Their Applications to New-Physics Searches

2025年12月16日

Accelerating Gromov-Wasserstein and Wasserstein-over-Wasserstein for Shape Comparisons by Moritz Piening

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研究および教員

OISTは学部を設けず、50以上の国から研究者が集まり、科学分野の垣根を越えて協力することで、新たな発見や課題解決に向けた新しいアプローチを生み出しています。

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OISTの研究

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教員および研究ユニット

教員および研究ユニット

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OISTで学ぶ

OISTでは5年一貫博士課程およびリサーチ・インターンシップを提供しています。両プログラムは国際的な教授陣により英語で提供され、学生は経済的支援を含む様々なサポートを受けながら研究を行う事が可能です。

分野の垣根を超えた研究

OISTに学部はありません。人工的な分野の壁をなくし、学際的な研究を促進しています。すべての授業は英語で行われ、充実した学生サポート体制によりキャンパスには世界中から優秀な学生や教員が集まっています。

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博士課程とリサーチ・インターンシップ

OIST博士課程では、学生個々の適性を考慮しながらカスタマイズされたプログラムを提供しています。また、リサーチ・インターンシップでは、希望する研究室で2〜6ヶ月間実習ができるプログラムです。最先端機器が完備された環境で、教員の指導のもと研究活動に取り組むことが可能です。

学生生活

OISTでの学生生活は、講義以外の面でも充実しています。学生は、教養、レクリエーション、社会・文化活動などの幅広い活動に参加することができ、自身の情熱を探究したり、新たなことを習得したりすることができます。

イノベーションで社会を変える

OISTは、世界トップレベルの研究を世界の企業と結びつけ、最も差し迫った社会課題に対する解決策を共に生み出し、沖縄で生まれつつあるイノベーション・エコシステムに優秀な人材を惹きつけます。

Researcher using device

企業とのパートナーシップ・共同プロジェクト
技術開発・ライセンシング
起業・スタートアップ

OISTと社会を変える

地域連携・教育

OISTは、小中学生や高校生を対象とした科学普及活動を通して、科学についてや、科学がどのようなことに役立つのかを伝えています。

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下記の方を対象とした科学アウトリーチおよび文化交流活動

小学校
中学校
高校
大学
一般

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SDGs

「持続可能な開発目標」（SDGs）は、今日私たちが直面している最も差し迫った地球規模の課題を解決するための取り組みです。

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沖縄への貢献

沖縄の地域社会に貢献するため、教育的な活動、雇用機会、強力なパートナーシップ、そして県内外に寄与する研究およびイノベーションを推進する取り組みに力を入れています。

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注目のイベント

2025年12月2日〜21日

カルチャー

恩納村手しごとのかたち　～やちむんとガラスが映す、恩納村の自然～

2025年12月12日

入学希望者

OIST NetCafé Online Information Session in December 2025 (EN)

2025年12月13日

学生向けOISTサイエンストーク in 糸満

2025年12月16日

カルチャー

6th Studium Generale by Prof. Till Weber (The University of the Ryukyus)

2025年12月20日

カルチャー

ISLAND SONGS ～音楽トークとミニコンサート～

2025年12月20日

ちょうちょの「目玉もよう」のひみつ, アントニア・モンテイロ教授

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地域連携・科学教育ニュース

福岡県立筑紫丘高校がOISTを訪問しました

地域連携・科学教育ニュース

福岡県立筑紫丘高校がOISTを訪問しました

2025年12月5日、福岡県立筑紫丘高校がOISTを訪問しました。生徒たちはキャリアトークに参加し、科学への関心をさらに高めました。

The 14th Annual SCORE! Group Photo

地域連携・科学教育ニュース

第14回SCORE!（サイエンスin沖縄：起業のための研究）

2025年11月29日、OIST講堂にて「第14回SCORE!（サイエンスin沖縄：起業のための研究）」を開催しました

Onna Village×OIST Mölkky Tournament＆Social Gathering

地域連携・科学教育ニュース

恩納村×OIST交流　モルック大会＆懇親会

2025年11月23日、恩納村×OIST交流モルック大会＆懇親会を開催しました。

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