世界レベルの研究
地球規模の重要課題に取り組むためには、卓越した学際的連携が不可欠です。OISTでは、従来の学問分野の壁を取り払い、学部を設けていません。代わりに、研究ユニットが多分野にまたがる形で運営・連携し、喫緊の研究課題に幅広い視点をもたらすとともに、次世代の科学者に幅広い基礎的な訓練を提供しています。国際的で多様なコミュニティでは、英語を共通言語として使用しています。
研究
ハイトラストファンディングにより、教員は重要課題に関して、野心的で長期的な研究テーマを探求することができます。OIST機関リポジトリでは、OIST研究者による最新の発見と革新をオープンアクセスで公開しています。ぜひご覧ください。
共同イノベーション
OISTは、集中化された研究支援、オープンスタイルの研究室、学際的な教員オフィスなど、コミュニケーションを促進する協働環境を設計しています。数学、生態学、工学、化学など多様な専門分野を持つ教授陣は、別々の建物ではなく、隣同士にオフィスを構えています。これにより、気候変動、量子技術、生命の起源の解明といった分野横断的な課題に対する学際的な協働が可能になります。
オープンセンター
さらに、オープンセンターは共通の科学的ビジョンを通じて、学際的・分野横断的研究を促進します。これらのセンターはオープンサイエンスを推進し、OIST内の研究者だけでなく、他大学や産業界のパートナーとの連携を強化し、研究の可視性と交流を促進しています。
専門的な研究支援と施設
最先端の研究を実現するため、OISTでは幅広い専門的なサポートを提供しています。専門技術者による共有機器の運用支援、アイデアを特許取得可能な技術やスタートアップへと発展させるための支援、個人の専門能力開発トレーニングなど、OISTの研究者は包括的なサポートを受けています。
研究の進め方
OISTは、研究公正に関する方針を公式に発表し、研究者および学生に対して研修を行うことにより、最高基準の研究公正を維持しながら安全で責任ある研究を行うことの重要性を周知徹底しています。
OISTにおける多様性と包摂性
卓越した研究の基盤を築くため、OISTはコミュニティのすべてのメンバーが活躍できる、包摂的な環境づくりを目指しています。私たちは、包摂的な学術界のモデルとなることを志し、日本の科学コミュニティにおける多様性・公平性・包摂性に関するベストプラクティスの確立に貢献したいと考えています。
資料とコンテンツ
OISTの多様な専門分野や研究の背景について、各種文献やデジタルコンテンツを通じて詳しくご覧いただけます。