OIST とは

OIST とは

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OISTとは

沖縄科学技術大学院(OIST)は、理工学分野の5年一貫制博士課程を置く学際的な大学院大学です。世界の科学技術に貢献するとともに、国内外の優れた研究者を招へいして質の高い研究を行い、世界最高水準の研究拠点を形成し、沖縄の技術移転と産業革新を牽引する知的クラスターの形成を図ることを目的として、日本政府によって設立されました。

理念および基本方針

「第一条 この法律は、沖縄科学技術大学院大学の設置及び運営に関し必要な事項を定めることにより、沖縄(沖縄県の区域をいう。以下同じ。)を拠点とする国際的に卓越した科学技術に関する教育研究の推進を図り、もって沖縄の振興及び自立的発展並びに世界の科学技術の発展に寄与することを目的とする。」

(平成二十一年法律第七十六号 沖縄科学技術大学院大学学園法)

ビジョン・重視する価値・ミッション

本学のビジョン:人類のための知の前進

本学が重視する価値:卓越性・他者の尊重・責任感・透明性・持続可能性・多様性・勇気・自由、これらが本学の全ての行動の基盤となる

本学のミッション:先駆的大学院大学として、科学的知見の最先端を切り拓く研究を行い、次世代の科学研究をリードする研究者を育て、沖縄におけるイノベーションを促進する拠点としての役割を果たす

基本理念

世界が認める大学院:人類に恩恵をもたらす、世界最先端の学際的研究を行う機関としての地位を確立することを目指す。

選ばれる目的地:沖縄でのイノベーションの実現にとって最適なパートナーとなり、触媒としての役割を果たすことで、経済成長と持続可能な利益を促進し、日本及び国際社会にとって重要な問題に対応するための役割を果たすことを目指す。

選ばれるパートナー:効率的な事務部門の支援の上に、科学と教育を結びつけて、イノベーションと起業家精神を涵養し、研究・学習・共同活動の目的地となることを目指す。

OIST が掲げる理念と基本方針については、戦略計画をお読み下さい。

OIST の特色

  • 国際的なベストプラクティスを手本とした、国内では珍しいガバナンス体制
  • 学際的アプローチによる教育および研究
  • 国際性および多様性豊かな教員、事務職員、学生コミュニティで英語を共通言語とする環境
  • 潤沢な教育・研究資金
  • 教員の独立性および研究の自由
  • 沖縄の経済発展に貢献する意欲

ガバナンス

本学では、科学技術だけでなくガバナンスにおいても革新的な独自の体制を取り入れています。

OISTを率いる大学のリーダーや組織体制については、「リーダーシップおよび ガバナンス」をご覧ください。

学際性

本学では学部を設けておらず、博士課程コースも一分野に限定していません。研究テーマの名称は、各教員が決めています。

専門分野ごとのOISTの研究は、こちらからご覧ください。

国際性と多様性が豊かな英語コミュニティ

本学では、教員・学生の半数以上を海外から採用しており、教育および研究は全て英語で行っています。すべての職員および学生は、英語を使用できることが要件となっています。また、職員や学生の多くが学内で無料で提供している日本語の授業を自主的に受講しています。本学では、教員、学生、職員の多様性を高めるための取り組みを積極的に行っています。

2022年9月現在、教員の62%、研究・事務職員の42%、博士課程学生の81%が海外の出身者です。

外国人の割合 職員:42% 学生:81% 教員:62%

2022年9月現在、博士課程に在籍する269名の学生の出身地は、53の国や地域に及びます。そのうち、日本人学生は45名です。

OISTの学生 博士課程学生:269名 53の国・地域 日本人学生:45名

女性の比率は職員の52%、学生の40%、教員の18%となっています。

OISTの女性の割合 職員:52% 学生:40% 教員:18%

学生数、職員数、国籍等、OISTの詳細なデータについては、データ・数字一覧のページをご覧ください。

資金

特定私立学校法人である本学は、資金の大半が日本政府より交付されています。
教員には「ハイトラストファンディング」が与えられるため、野心的で長期的な研究に専念することができます。研究費はプロジェクトに縛られないため、ハイリスク・ハイリターンの研究を行うことができる自由と柔軟性を備えています。
また、学生には授業料と生活費を賄うことができる経済支援が与えられるため、学位取得と大学の研究への貢献に専念することができます。

独立性

助教授や准教授を含むすべての教員は、それぞれ独立した研究ユニットを持ち、独自の予算でそれぞれの研究テーマに取り組みます。

沖縄の経済発展

産業界との連携や起業を通じて沖縄および日本の経済成長を加速させ、世界の優秀な起業家を沖縄に惹きつけて多様な産業を創出し、イノベーションの拠点を形成することを目指しています。

本学のイノベーションと、沖縄への経済効果については、イノベーションのページをご覧ください。

また、沖縄への直接的な貢献として、日本や世界の重要課題に取り組む以下のアウトリーチプログラムや活動も行っています。

  • 健康と高齢化
  • 持続可能な開発目標 (SDGs)
  • 気候変動
  • 教育

沖縄に貢献するために本学が行っている活動については、地域連携・科学教育のページをご覧ください。

所在地

本学がある沖縄県は、台湾と日本本土の間の東シナ海に浮かぶ日本最南端の県であり、約150の島々からなっています。亜熱帯気候のこの地域には、珊瑚礁や熱帯雨林が広がっています。

本学のキャンパスは、ダイビングやシュノーケリングで有名な恩納村の丘陵地区に広がる約200ヘクタールの亜熱帯林の中にあります。近未来的な沖縄のお城をイメージした建物で、高くそびえるスカイウォーク、きらめく湖、美しい森を見下ろす外壁、なだらかな岩壁が特徴的です。

沖縄を示した世界地図と、OISTの所在地を示した沖縄の拡大地図