臨時学長

アルブレヒト・ワグナー博士

アルブレヒト・ワグナーはドイツ出身の素粒子物理学者で、ハイデルベルク大学で博士号を取得後、ローレンス・バークレー国立研究所(米国)、ドイツ電子シンクロトロン(DESY)、欧州原子核研究機構(CERN)で研究者として活躍しました。また、DESYの理事長を務めたほか、TESLA Technology Collaboration Board や国際将来加速器国際委員会(ICFA)など、いくつかの国際コンソーシアムのリーダーとして重要な役割を担い、ドイツ・ハンブルグ大学の評議員会議長など、数々の国際的諮問委員会や評議会のメンバーでもあります。最近までOIST大学院大学の評議員会議長を務め、同大学の理事会メンバーでもありました。

ワグナー博士は複数の名誉学位を授与され、ドイツ連邦共和国功労勲章一等十字賞を始め、数多くの名誉ある賞の受賞歴があります。

アルブレヒト・ワグナー博士の経歴

私は実験物理学者で、世界を(素粒子から宇宙の初期おける発達についてまで)極小と極大の次元で理解したいと考え、「見えないもの」を見るための装置の開発に携わってきました。 私がOISTに惹かれた理由はいくつかあります。OISTは学際的で卓越したサイエンスを行うモデルであり、沖縄の持続可能な発展に新たな推進力を与え、国際的な大学として日本の新たなモデルであるからです。

Albrecht Wagner