統合群集生態学ユニット

Integrative Community Ecology Unit

生息地の喪失・外来種・気候変動がもたらす影響を予測し管理するためには、これらのストレス要因に対する個体群の反応をより深く理解する必要があります。そのために、統合群集生態学ユニットでは、理論に基づいた実験と数理モデルを用いて、競争や共生などの種間相互作用がどのように時間的・空間的に変動し、個体群動態や生態系の栄養循環に影響を与えるかというメカニズムを明らかにします。現在の研究テーマは、植物と微生物の相互作用の生物地理学、種の分布限界の決定要因、共存促進メカニズムの空間的変動などです。