5.9. 管理規則

5.9.1 学業の進捗要件

沖縄科学技術大学院大学は、学業の進捗要件を満たさない学生の早期発見とサポートを行い、本学の博士課程に在籍する学生の教育水準を維持することに尽力しています。

5.9.1.1 学業不振の判定

カリキュラム・審査委員会は、全学生の成績を毎年審査します。学業の進捗要件を満たしていない学生の特定方法として、各学期末の研究科長による授業科目やラボ・ローテーションの評価のレビュー及び論文指導委員会による年間進捗状況報告書に基づくレビューがあります。研究科長は、学業の進捗要件を満たしていない学生について委員会に報告するとともに、当該学生に通告し、学業の妨げとなっている問題に対処できるように支援します。良好な学業の進捗要件は、以下のとおりです。

1. 授業科目及びラボ・ローテーションの成績が、以下の全ての基準を満たしていること。

  1. 承認された選択科目全てにおいて「Pass」以上の成績を修め、博士論文研究開始および卒業のための取得単位要件を満たしていること。
  2. 必須科目全てにおいて「Pass」以上の成績を修めていること。
  3. 必修のラボ・ローテーションすべてにおいて「Pass」以上の成績を修めていること。
  4. カリキュラム・審査委員会による毎年の審査において良好な進捗を認められること。カリキュラム・審査委員会は、学生の総合的な学業評価において「Pass」以上の成績が修められることを要求することがあります。              

2. 研究における良好な進捗状況として、以下の基準を満たしていること。

    1. 本学で実現可能な研究目標に向けて順調な進捗が見られること。
    2. 研究計画書の作成開始後9か月以内に研究計画書を提出すること。
    3. 研究計画書の作成開始後12か月以内に博士論文研究開始のための口頭試問に合格すること。
    4. 年間進捗状況報告書が良好であること。
    5. 博士課程開始から5年以内に博士論文を完成させること。

    学業不振とは、カリキュラム・審査委員会により確定された上記の基準を満たしていないこととします。

    学業不振が見られる場合、カリキュラム・審査委員会は、猶予もしくは除籍を勧告します。

    以下の条件を満たすことにより支障のない進捗が期待できる場合、猶予が認められることもあります。

    (a)不合格となった単位(授業科目又はラボ・ローテーション)を再履修し合格した場合

    (b)代替となる単位を履修し合格した場合

    カリキュラム・審査委員会により猶予が提言された場合、研究科長は学生に通知し、良好な成績を修めるために必要な要件について説明します。

    授業科目やラボ・ローテーションを再履修または代替履修しても不合格となった学生、もしくは研究の成績不振の学生は、除籍となります。

    5.9.2 除籍

    学業不振による除籍

    本学の博士課程に在籍する学生は、学業不振を理由に除籍となることがあります。本学の研究科長は、学長から承認を得た上で、カリキュラム・審査委員会からの承認を得つつ、そのような学生の除籍を命ずることができます。

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