2026年8月18日
新たな「KAKEHASHI」プログラムが博士課程学生と産業界をつなぐ
6月24日、OISTは博士課程学生と企業を、実践的な学びや実社会の課題解決を通じてつなぐ新たな産学連携教育プログラム「KAKEHASHI」のパイロット事業キックオフイベントを開催しました。
イベントには、OISTの博士課程学生8人とパートナー企業3社のメンターが参加。今後5か月間にわたり、協働を通じて専門性を高めながら、リーダーシップの育成にも取り組んでいきます。
学術界と産業界をつなぐ架け橋
「KAKEHASHI」という名称は、日本語で「架け橋」を意味し、学術界と産業界のつながりを強化するというプログラムの理念が込められています。
プログラム期間中、学生たちはチームを組み、研究活動を通じて培ってきた科学的知識や専門性を研究の枠を超えて活かしながら、参加企業から提示された実社会の課題に取り組むとともに、各企業のメンターから指導や助言を受け、実務的な視点や専門的な知見に触れます。学生たちはこうした実践的な経験を通して、科学的知識がビジネスや社会の中でどのような価値を生み出すのかを考え、理解を深めていきます。
分野を越えて考えるリーダーシップ
キックオフイベントでは、リーダーシップが主要なテーマの一つとして取り上げられ、参加者はワークショップやディスカッションを通じて、学術界と産業界それぞれにおけるリーダーシップについて意見を交わしました。その中で自身の経験を共有しながら、キャリアのあらゆる段階で発揮されるリーダーシップについても考えました。
今後の展望
イベント終了後、各チームは企業パートナーと協力しながらプロジェクトの目標を具体化し、今後5か月間にわたって、専任の企業メンターによる継続的な支援のもと、企業が提供するケーススタディに取り組みます。
KAKEHASHIは、次世代を担う博士人材の育成を学術界と産業界が共に担うという考えに基づくプログラムです。こうした取り組みを通じて両者の強みを結集し、学生が研究者としてだけでなく、専門分野の枠を超えて社会に価値を生み出せる人材へと成長する機会を提供します。
KAKEHASHIについて
KAKEHASHIは、OISTのプロフェッショナルキャリア開発チームが開発した産学連携教育プログラムのパイロット事業です。プロジェクト型学習を通じて、博士課程の学生が企業と協働しながら実社会の課題に取り組み、リーダーシップや専門的スキルを育成するとともに、研究と社会とのつながりを強化することを目的としています。
この取り組みは、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)が掲げる「次世代リーダーキャリア開発システム構築」の実現にもつながるものです。