インクルーシブ・ポリシーは、公平で公正な環境を実現するために欠かせない要素です。OISTでは、すべてのメンバーが尊厳をもって十分に参加できる健全な大学コミュニティを育むため、さまざまなポリシーや取り組みを実施しています。よりインクルーシブな環境づくりを目的としたOISTの主な制度・方針をご紹介します。
日本政府の方針に基づくOISTのアクションプランについては、こちらをご覧ください。
インクルーシブ・ポリシーは、公平で公正な環境を実現するために欠かせない要素です。OISTでは、すべてのメンバーが尊厳をもって十分に参加できる健全な大学コミュニティを育むため、さまざまなポリシーや取り組みを実施しています。よりインクルーシブな環境づくりを目的としたOISTの主な制度・方針をご紹介します。
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本学は、互いに尊重しあうコミュニケーションによって仕事上の関係が築かれ、教育、研究、そして生産性を高める活動が促進される職場環境の提供に努めることを約束します。その実現には、次の価値観が共有される職場であることが必要です。
本学の定めるジェンダー行動規範の基本原則は、全ての教員、職員、学生の性自認や性表現を保証し、その平等の権利を保障します。本学に属する全ての人が、その可能性を最大限に引き出すために評価され、 尊重され、発展の機会を与えられるべきです。本学は全ての人の真の平等を促進し、実施することを支援します。ジェンダー行動規範は本学で学び働く全ての人に適用され、以下の 5 つの原則を含みます。
1. 本学は、学業上・職業上の目標を追求する全ての人に平等な機会を提供することを約束します。
2. 全ての性自認、性表現の利益は全てのレベル及び全ての機能において最適に奉仕されるべきです。
3. 尊厳、誠実さ、自己認識、そして全ての表現は尊重されなければなりません。性的嫌がらせ、性差別的行為及び性差別的言語は人間の尊厳の侵害です。
4. 書き言葉と話し言葉は、正確さを保ちながら、全ての性自認と性表現について平等に扱うべきです。
5. 本学は教員、職員及び学生が業務や勉強を個々の家族の約束と組み合わせ、多様な労働力の中でさまざまなニーズに対応できるよう努める柔軟な職務慣行及び雇用の取り決めを支援します。
本学は「育児・介護休業法(平成3年法律第76号)」をはじめとする関連法規を遵守し、職員が家庭生活と仕事の両立を図れるよう支援しています。
教員およびサイエンス&テクノロジーグループ(STG)のメンバーは、出産・養子縁組・育児に伴う責任に対応するため、契約期間の延長や評価時期の延期を申請することができます。
OISTでは、働きやすい環境づくりの一環として、試用期間を終えた常勤職員の皆さんが、1か月につき最大10日までリモートワークを利用できます。
ライフスタイルや業務内容に合わせて、柔軟な働き方をサポートしています。
ワークライフバランスの実現および時間外労働の削減を目的として、裁量労働制対象外の職員に対し、月単位の所定労働時間およびコアタイムを設けた日単位のフレックスタイム制度を導入しています。詳細については、人事ウェブサイト(ログインが必要)をご確認ください。