2026年6月10日
沖縄発の記念碑的ご寄付によりOIST初の基金設立へ
沖縄科学技術大学院大学(OIST)はこの度、沖縄県内で総合小売業を展開する株式会社サンエーの創業者 折田喜作氏の長女、折田節子氏より、過去最大級となる重要なご寄付を受領しました。
この度の折田氏のご厚意により、本学初のエンダウメント(寄付金型基金)が設立されます。同基金は、本学の将来における優先課題および発展を長期的に支える財源となり、時代の進展に伴い変化する課題に応じて、最も必要とされる分野へ柔軟に支援を行うことを可能にします。
同基金の運用益は、まず国内外からの優秀な若手教員の招へい、ならびにその初期キャリア支援に充当されます。優秀で将来有望な研究者獲得に向けた主要大学間の競争は近年一段と激しさを増しています。こうした研究者の多くは、やがて各研究分野を牽引するリーダーとなり、新しい発見やイノベーション、そして社会への貢献を促進する原動力となります。
同基金を通じてOISTが次世代の優れた科学人材を招へい・育成することで、沖縄県のみならず、日本や国際社会の発展を支える研究教育基盤の強化が期待されます。
ダニエル・ザイフマンOIST臨時学長兼理事長は、以下のように感謝の言葉を述べています。「折田節子様の格別なるご厚情、とりわけその先見の明に対し、OIST一同、深く感謝申し上げます。OISTは、世界最高レベルの機関を目指して沖縄に設立されました。志の高いトップクラスの科学研究機関にとって、基金を運用することは極めて重要です。折田様のご支援により、OISTは初の基金を設立する運びとなりました。今後は、その運用益を活用し、沖縄、日本、そして世界の次世代の科学人材の育成や、沖縄が直面する重要な課題の解決につながる研究の推進に取り組んでまいります。」
リード・アレン・チングOIST副学長(アドバンスメント担当)は、「折田節子様からのこの度のご寄付は、その規模の大きさだけでなく、『沖縄の地に根付くもの』であるという点でも、極めて特別な意味を持っています。折田様の格別なるご厚情は、OISTの戦略的パートナーであり支援者でもある株式会社琉球銀行のご尽力によって結実いたしました。このご寄付は、OISTの使命と将来性に対する県内からの深い信頼と期待の表れです。心より感謝申し上げます」と述べています。
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