37名のOIST博士課程修了生を祝福
2026年2月27日、沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、第8回目となる学位記授与式を執り行いました。OISTの教職員と関係者、来賓が一堂に会し、37名の修了生を祝福しました。
冒頭、カリン・マルキデス学長兼理事長は、次のように式辞を述べました。「皆さんはOISTで、卓越した研究環境に身を置き、知的に厳しく、そして深く協働的な科学コミュニティに貢献してきました。いま皆さんは、自信ある研究者として、思慮深く好奇心あふれる科学者として、そして未来のリーダーとして、広い世界へ踏み出していきます。博士号は単なる学位ではないことを、どうか心に留めていてください。博士課程で得た力は、これからの人生を導く確かな道具となるでしょう。どうか、好奇心を持ち続け、周囲の世界を観察し、重要な問いを投げかけ、学ぶことを決してやめないでください。」(全文は本文下のリンクにあるページより動画をご覧ください)
今年の修了式で初めて取り入れられたのが、修了生の誓い(Doctoral Pledge)です。この誓約は、責任ある科学者として歩み続けるという確かな決意を表すものです。
修了生を代表して答辞に立ったのは多良勇輝さんです。そ多良さんは、高校生の時に初めてOISTを訪れたときの思い出を振り返りました。「沖縄で育った私にとって、この島が科学を通じて世界と深くつながっていることを実感した瞬間でした。圧倒されるほどの感動で胸がいっぱいになり——それは本当に素晴らしい気持ちでした。そして、「もしここで研究ができたら、どんなに幸せだろう」と思ったことを今でも覚えています。その瞬間が、私をOISTでの博士課程へと導くきっかけになりました」そして最後に、「いま私たちは、次の一歩を踏み出す準備ができています。それぞれが、新しい場所で、新しい役割のもと、新たな章へと進んでいきます。これからの道のりも、私たちに挑戦を投げかけ続けるでしょう。しかし、OISTで学位を得た誇りと、前を見据え、境界を越え、世界とつながり、自ら歩み続けるというここで培った姿勢があれば、私たちは自信を持って前に進み、より良い未来を形づくっていけると信じています。」と締めくくり、新たな旅立ちへの決意を述べました。
修了式全体のプログラム、登壇者及びその講和を動画でご覧いただけます。