社団法人照明学会から照明普及賞を頂きました

  この度、OISTは、照明技術の発展や照明知識の普及に貢献されている(社)照明学会から、平成22年度の照明普及賞を頂きました。同賞は、照明施設の企画、設計、施工などに多大な功績のあった個人、法人またはグループに与えられるもので、 賞の選考にあたっては、様々な点から総合的に審査されます。

  OISTの施設では、照明のおよそ90パーセントにLEDが導入されています。LEDは日本語で発光ダイオードと呼ばれており、電気を通すと発光する半導体のことを言います。LED照明は従来型の照明と比べ高価ですが、長寿命で消費電力が少ないことから、電力の節約だけでなく、二酸化炭素の排出量を抑えることに貢献しています。LED照明を導入したことで、従来型の照明に比べて約25%の電力エネルギーを節電でき、その結果、二酸化炭素の排出量を年間137トン削減することができます。大学のような大きな施設で、これだけの規模でLED照明を導入した施設は多くはありません。先の震災などの影響でさらなる節電が求められる中、今回の受賞は大変意義のあるものとなりました。

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第1研究棟
 

(我喜屋 久)

広報・取材に関するお問い合わせ:media@oist.jp

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