OISTの研究員が塩野義製薬を訪問

4月26日、OISTのゴードン・アーバスノット教授、ゲイル・トリップ教授、ジェフ・ウィッケンス教授が塩野義製薬の研究所を訪れ、神経生物学の最近の研究に関する発表を行いました。

Prof. Jeff Wickens answers a question from an audience member after his presentation
研究発表の後、参加者からの質問に答えるジェフ・ウィッケンス教授

 去る4月26日、OISTのゴードン・アーバスノット教授、ゲイル・トリップ教授、ジェフ・ウィッケンス教授が塩野義製薬の研究所を訪れ、神経生物学の最近の研究に関する発表を行いました。当日のセミナーには、OISTのパトリック・ビンセント副学長(財務・人事担当)のほか、技術移転セクションの大山真吾氏と宮里苗子氏、事業開発セクションの西村美和子氏も参加しました。本セミナーの実施により、昨年10月にスタートしたOISTと塩野義製薬の研究協力が一層強化されたことになります。

 セミナーは、大阪府豊中市にある塩野義製薬の医薬研究センター(Shionogi Pharmaceutical Research Center、略称:「SPRC(スパーク)」)で開催されました。同施設は、約800名を収容できます。当日は100人を超える塩野義製薬の関係者が参加し、その多くが若手の研究員でした。宮里氏によると、参加者からOISTの教員に対して様々な質問が投げかけられたそうです。宮里氏は、「塩野義製薬の研究員からは、大変刺激的で有益な研究発表だったとのコメントを頂きました。」と、当日の反響について語ってくれました。

 セミナーに続いてポスター発表が行われたほか、OISTからの参加者と塩野義製薬の研究員が打ち解けて情報交換できる場が設けられました。

 次回のOISTと塩野義製薬の研究協力に関するセミナーは、本年10月に沖縄にて開催する予定です。

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