Dendritic spine schematic

樹状突起のスパイン内のフィードバックループ
脳内でニューロンの結合部であるシナプスには、他のニューロンの軸索と呼ばれる部分から信号を受け取り、受け取った信号を残りの細胞全体へ伝える樹状突起の上の小さなとげ状の隆起である棘突起(スパイン)があり、スパインには、信号を増幅して維持するフィードバックループが存在します。本図はカルシウムイオンの流入がスパイン内のPKC(プロテインキナーゼC)とフィードバックループをどのように活性化するかを示しており、PKCはスパインの表面で信号への反応に影響を与える受容体を減少させ、シナプス間の結合を弱めています。
日付:
2012年8月8日
Copyright OIST (Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University, 沖縄科学技術大学院大学). Creative Commons Attribution 4.0 International License (CC BY 4.0).
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