磁気的に調整可能なレンズ

取り組んでいる課題

レンズは顕微鏡、手術器具、スマートフォンなど多くの用途に使われています。 Proof of Concept Program / 日本語 チーム写真 (準備中) その主な目的は、光学系内で光を一点から別の点に投影することです。レンズ は従来、特定の種類のガラスから作られ、球面で固定されており、通常その形 状を変えることはできません。可変レンズの設計においては、収差をはじめとす る様々な問題が発生します。そのような収差の一つが球面収差であり、これに より可変レンズの有効領域が非常に小さく制限されます。多くの光学機器は、 このような欠点のない可変レンズを使うことで恩恵を受けられるでしょう。これに より、大型の可動機械のセットアップを必要とすることなく、光学システムの焦 点や視野などを変更できるようになります従来の可変焦点光学システムの欠 点:

• 収差

• 機械式ズームのため大型化

• アライメントに敏感

• 調整可能な場合、焦点調整が遅い

POC Project (51 - Twamley) Figure 1
図 1:(上段)レンズの様々な用途、(下段)球面レンズ を通して撮像されたキーボードの歪んだ/収差のある画像、およ びスマートフォンのレンズシステムー調整可能/可変レンズコンポ ーネントを持たない

私たちの解決策

私たちは、磁気的に加工された液体を用いて、万能の調整可能なレンズを発 明し、製造しています。レンズの形状は磁場を利用して制御されます。これによ り、焦点距離の調整と、球面収差、コマ収差、非点収差などの補正が可能 になります。さらに、レンズの位置と向きを磁気的に調節することで、リアルタイ ムで光線を制御できるようになります。

私たちの技術の優位性:

• レンズ形状の精密な造形

• 位置と向きの変調/光線の制御

• 小型化が可能

POC Project (51 - Twamley): Figure 2
図 2:焦点距離、ピッチ、ヨーを変化させた、さまざまな構成 の磁気可変レンズの概略図。形状は球面収差を補正してい る。