OIST Innovationでは、産業界のの皆様と以下の形で連携を支援しています。
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共同研究/受託研究
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共同研究
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構成: OISTの研究者と特定の研究課題について共同で研究を行います。
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双方の貢献: OISTは研究の専門知識や施設を、企業は資金、材料、機器、または人員などを提供します。
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成果の共有: 知的財産(IP)や出版物は、各当事者の貢献に基づいて共同所有されることが一般的です。
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フレームワーク契約または共同研究契約(CRA): 研究の範囲、知的財産、費用負担などを定めた共同研究契約書に基づいて正式に実施されます。
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受託研究
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構成: 研究は企業が全額を負担し、OISTが合意された成果物に基づいて独立して実施します。
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資金提供: 研究にかかる人件費、材料費、間接費などのすべてを企業が負担します。
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知的財産の帰属: 原則としてOISTに帰属し、スポンサー企業には専有実施権などのライセンス交渉の優先権が付与されます。
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ジョイントラボ(共同研究室)
企業は、OISTのインキュベータ施設内に共同研究室(ジョイントラボ)を設立することができます。これにより、企業研究者とOIST研究者が共に研究を行う専用スペースを確保し、長期的な研究パートナーシップや最先端の研究設備へのアクセスが可能になります。
短期客員研究者プログラム
短期客員研究者プログラムでは、企業の研究者がOISTの研究ユニットに所属し、国際的でダイナミックな研究環境を体験します。期間は3か月以上を基本としており、OIST研究者との密な交流を通じて新たなアイデアの創出を促進します。
OISTイノベーション・ネットワーク(産学連携会員プログラム)
OISTでは、企業パートナーの皆様をOISTイノベーション・ネットワーク(INO)にお迎えしています。この会員プログラムは、企業とOISTの研究者・学生・スタートアップをつなぐプラットフォームであり、共同研究の機会探索、ネットワーキングイベントへの参加、イノベーション活動への参画などを通じて産学連携を推進します。
外部助成・大型プログラム
OISTは、企業パートナーと連携し、COI-NEXT、NEDOなどの外部助成プログラムへの共同申請・運営を積極的に行っています。これらの取り組みにより、技術開発と社会的インパクトの創出を加速させています。
お問い合わせは bd@oist.jp までご連絡ください。