OISTのプロフェッショナル・キャリア開発プログラムでは、学生が卒業後のキャリアで成功するために必要な専門スキルを身につけられるよう、入学時からキャリア形成をサポートしています。

最初の2年間は、科学分野における実践的・技術的スキルの向上を重視します。3年次から5年次にかけては、学術界はもちろん、産業界や起業といった多様なキャリアの選択肢を探ることができます。

これらの取り組みに加え、ワークショップやセミナー、ネットワーキングイベントへの参加機会、さらにはキャリアプランニングに関する個別面談も提供しています。

1年目 - 2年目: アカデミックスキルを磨く

サイエンスライティング: 与えられた課題に個別に取り組み、ピアレビューを通じて結果について議論します。

サイエンティフィック・コンピューティング: Pythonの基礎を習得します。

研究倫理: オンライン学習やワークショップ、オープンフォーラムなどを通じて、研究における倫理的行動についての理解を深めます。

グループプロジェクト: サイエンスコミュニケーションやチームワークのスキル向上を図るとともに、沖縄の地域社会と関わり、貢献する機会を提供します。

3年目 - 5年目: リーダーシッププログラムで多様なキャリアを探る

リーダーシップスキルトレーニング: どのようなキャリアにも活かせるリーダーシップスキルを習得できるよう、リーダーシップの基礎、コミュニケーション、プレゼンテーションなど、中核となるスキルの学習機会を提供します。

ジェネラルトラック: まだ進路を決めかねている学生や、幅広い分野で応用できる汎用的なスキルを身につけたい学生に適しています。

アカデミアトラック: 教育トレーニングや教育実習、研究助成金申請書の作成など、学術界で必要とされるリーダーシップ能力を育成します。

産業界トラック: ビジネスの基礎知識や課題解決スキルを習得し、産業界で求められるリーダーシップ能力を養います。

キャリア開発に関する個別相談: 専任のキャリア開発チームが、一人ひとりのキャリア目標やスキルに応じた継続的なガイダンスとトレーニングの機会を提供します。

キャリアフェア（主に3年次から5年次): 学生と産業界の深いつながりを目指したキャリアフェアです。従来の就職説明会の枠を超えたユニークなプログラムを通じて、産業界のパートナーとの関係を築くことができます。

企業訪問（3年次から5年次): 企業を訪問し、企業研究者と交流することで、産業界における研究活動の実際を知ることができます。

インターンシップ（3年次から4年次): 企業の実際のプロジェクトに参加し、企業研究者像の理解を深めます。

ワークショップ & イベント: 研究助成金申請書作成、プレゼンテーション、コミュニケーション、キャリアトーク、企業情報セッションなどの内部キャリアワークショップやイベントを提供しております。