ローレン・サラーン

Lauren Sallan on the TED stage
TED Summit 2019にてスピーチをするローレン・サラーン。(TED/Ryan Lash)
© TED/Ryan Lash
TED Summit 2019にてスピーチをするローレン・サラーン。(TED/Ryan Lash)

ローレン・サラーンは、大進化(マクロ進化)を研究する進化生物学者・古生物学者で、生物多様性が深い時間スケールの中でどのように構造化されてきたのかを解明しています。化石記録と現生魚類を用い、進化を生態的制約・絶滅・機能的制約が絡み合う複雑系として捉え、進化パターンと存続の一般原理に迫る研究を行っています。

2012年にUniversity of Chicagoで統合生物学の博士号を取得。その後、Michigan Society of Fellowsで名誉ある独立フェローシップを受け(生態学・進化生物学の教員職を兼任)、続いてUniversity of Pennsylvaniaでマーティン・マイヤーソン准教授(学際研究)を務めました。2022年にOkinawa Institute of Science and Technologyに着任し、大進化ユニットを創設しました。

2015年にスティンスヨ賞(初期キャリア古魚類学)、2018年にシカゴ大学生物科学部・初期業績功労賞を受賞。2019年には米国National Science FoundationのCAREER賞を受賞し、同年にTED シニアフェローに選出されました。TEDに二度登壇しており、魚類進化・大量絶滅・古生物学に関する講演は世界で数百万人に視聴されています。

経歴
2017–2022
2014–2022
2012–2014
受賞歴
2019
2019
2018
2017–2022
2015
Lauren Sallan smiling
ローレン・サラーン
准教授
PhD (博士), University of Chicago (シカゴ大学)
SM (修士), University of Chicago (シカゴ大学)
MS (修士), Florida Atlantic University (フロリダ・アトランティック大学)
BS (学士), Florida Atlantic University (フロリダ・アトランティック大学)
他の教員