あべ俊子 文部科学大臣がOISTを訪問
2025年7月9日、沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、あべ俊子 文部科学大臣をキャンパスにお迎えしました。カリン・マルキデス 学長兼理事長、加藤重治事務局長、エイミー・シェン プロボスト、ギル・グラノットマイヤー 首席副学長(イノベーションおよびアウトリーチ担当)が出席し、懇談の場が設けられました。
OISTからは、米国の大学院博士課程に在籍または進学予定の学生を対象とした特別採用制度や、教育・研究に関するさまざまな取り組み、国内外の教育研究機関との連携、そして沖縄を拠点としたテストベッド・プロジェクトを含む産学連携の事例など、日本やアジアにおける新たな大学のモデルを目指す活動について説明を行いました。
続く質疑応答では、OISTの経験を日本の研究環境の向上に活用したいというあべ大臣のお考えのもと、海外から優れた科学者や学生を惹きつけるための方策、アウトリーチ活動、海外から移住してくる科学者やその家族へのサポート、さらに日本における若手科学者の活躍の場をいかに広げていくかなど、多岐にわたるテーマについて意見交換が行われました。
あべ大臣はご芳名帳に記帳され、未来の科学者たちが世界を舞台に活躍できるよう、共に力を尽くしていきたいとの思いを述べられました。
写真:左から 伊藤学司 文部科学省高等教育局長、あべ俊子 文部科学大臣、カリン・マルキデス OIST学長兼理事長、加藤重治 OIST事務局長