2019-11-22

OIST財団:科学の飛躍的な発展の促進や沖縄の持続的発展、日米関係強化をアメリカからサポート

 2019年11月14日、米国ワシントンDCにおいて、沖縄科学技術大学院大学財団(OIST財団)の設立をお披露目する式典が、在米日本大使公邸にて開催されました。

 米国内の各界から招待された出席者は、日米両国の政府関係者、ビジネス界・科学界、在米沖縄関係者や日米関係のリーダー、沖縄県の代表者らや、OIST財団評議委員のメンバー。さらに、OIST幹部や研究者らも沖縄から駆けつけ、米国でOISTの知名度を上げようと、活気のあるトークやセミナーを行いました。

沖縄から駆けつけた、OISTの幹部と教員。左から、OIST財団評議委員会の業務執行代表兼セクレタリーのデービッド・ジェインズ氏、OISTプロボストメアリ・コリンズ博士、エヴァン・エコノモ准教授、ケシャブ・ダニ准教授、福永泉美准教授。

OIST財団設立記念式典でお話をされる杉山晋輔在米日本大使。

 OIST財団は、OISTの将来や沖縄、日米の科学協力に関心を持つアメリカ人のグループによって設立され、2019年7月に米国政府から非営利団体の認定を受けました。財団は9人の評議委員及び17人のアドバイザーを擁しています(詳細はこちらから: https://oistfoundation.org/about/)。ヘリテージ ファンド マネージメント LLC 創立者・CIOの上島剛氏が評議委員長となり、その他の評議委員は元カリフォルニア政府州政府貿易通商省長官のジュリー・メイヤー・ライト氏、沖縄出身で国立天文台ハワイ観測所の嘉数悠子博士や、OIST卒業生で現在ハーバード大学医学部准教授のファイザル・マームッド博士などが務めており、こうした方々は皆、OISTとの共通の目標を持っていらっしゃいます。

 OIST財団の使命は、OISTにおける科学技術研究及び関連プログラムの向上と結びつきの強化を通して世界規模での科学の飛躍的な発展を促進すること、また、アメリカ人がOISTを通じて沖縄の持続的発展を自発的に支援し、日米関係を深めることに参加できるようにすることです。科学や沖縄に関心を持つアメリカ在住者がOIST財団を通じて、OISTの研究教育活動を支援し、それが科学の向上や画期的なイノベーション、そして沖縄の自立的発展を支援することにつながります。

OIST財団設立記念式典で話す、ピーター・グルースOIST学長。

 OIST財団は、科学研究分野のリーダー国の一つである米国を拠点としています。グローバルな大学であるOISTにとって重要となる日米両国間の科学連携を深める目的もあります。米国において戦略的なパートナーシップを広げ、OISTの知名度を上げることのほか、OISTや沖縄への寄付金を募ることも目的としています。ピーター・グルースOIST学長は、「優れた研究をするためには、優れた人材を世界中から採用する必要があります。また、世界で競争力を持つ研究をしていくためには規模を拡大するが必要あり、そのためにはさらなる資金が必要です。米国では社会貢献のための寄付が浸透しており、そこでOIST財団を通じて寄付ができるシステムを構築できたのは良いことだと思っています。」と期待を示しています。

OIST財団設立記念式典で沖縄伝統芸能を披露してくださった皆さんとの記念写真。

 OIST財団の設立に携わり、評議委員会の業務執行代表兼セクレタリーのデービッド・ジェインズ氏は「OISTの科学技術研究を強化することで世界の革新的な科学のブレークスルーを推進するという考えに、多くのアメリカ人が理解を示してくれることを期待しています。」と述べています。

 OIST財団について詳しくは、こちらをご覧ください(英語のみ):https://oistfoundation.org/

(大久保 知美)

広報や取材に関して:media@oist.jp