図2:毒液タンパク質遺伝子の加速進化

図2:毒液タンパク質遺伝子の加速進化

解説:ハブ毒の主要な4つのタンパク質の遺伝子族について、アミノ酸の配列を変える塩基置換の割合(KA)と変えていない塩基置換の割合(Ks)をプロットしました。通常の遺伝子は機能的制約があるため、KsはKAより常に大きく、KAとKSの比(KA/KS)は1より小さくなります(図中の対角線がKA/KS = 1を表しています)。図中で青丸で表した非毒型のパラログ(nv)ではいずれも1より小さくなっています。ところが毒液タンパク質の遺伝子群(sv、図中の赤丸)ではKA/ KSは1ないし1より大きくなっており、アミノ酸を変える塩基置換が通常よりはるかに早い速度で蓄積していっていること(=加速進化)がわかります。

ハブ毒の主要な4つのタンパク質の遺伝子族について、アミノ酸の配列を変える塩基置換の割合(KA)と変えていない塩基置換の割合(Ks)をプロットしました。通常の遺伝子は機能的制約があるため、KsはKAより常に大きく、KAとKSの比(KA/KS)は1より小さくなります(図中の対角線がKA/KS = 1を表しています)。図中で青丸で表した非毒型のパラログ(nv)ではいずれも1より小さくなっています。ところが毒液タンパク質の遺伝子群(sv、図中の赤丸)ではKA/ KSは1ないし1より大きくなっており、アミノ酸を変える塩基置換が通常よりはるかに早い速度で蓄積していっていること(=加速進化)がわかります。

日付:
2018年7月26日
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