脱分極した視床ニューロンの応答

2014-09-01
脱分極した視床ニューロンの応答

この図では、グルタミン酸刺激により視床ニューロンの膜電位が上昇することで、活動電位が多く発生する様子を示している。左のグラフでは、視床ニューロンに信号を伝える網膜ニューロンの軸索に刺激を与えた際の、視床ニューロンの活動電位を示す。このとき、視床ニューロンにはグルタミン酸を与えていない。中央のグラフでは、視床ニューロンの樹状突起にグルタミン酸を与えたところ、NMDAスパイク・プラトー電位が生じたことを示している。この結果から、視覚野などからの信号により視床ニューロンの膜電位が上昇し、脱分極が進むことが分かる 。右のグラフでは、前述の2つの実験を組み合わせた場合の電位変化を示している。グルタミン酸による刺激により、視床ニューロンにNMDAスパイク・プラトー電位が生じたため、視床ニューロンの網膜からの刺激に対する感受性が増し、活動電位がさらに多く発生した。この活動電位はその後視覚野へと伝達される。

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