OIST、琉球銀行と連携協定締結

沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、この度、株式会社琉球銀行(以下琉球銀行)と包括連携協定を締結いたしました。
本協定は、本学が有する先端的な研究成果や技術を、株式会社琉球銀行の持つビジネスネットワーク、ファイナンス機能、アクセラレーション支援などを活用することで、地域社会へ広く、そして円滑に還元することを目的としています。
また、国内外から集まる優れた技術やアイデアを持つOIST発のスタートアップの成長を支援することで、社会課題の解決に寄与し、地域経済の活性化にもつなげます。
本協定の概要
目的:OISTの産学連携の推進・研究成果等の社会への還元、スタートアップの創出、沖縄地域と連携した運営体制の構築等連携事項:
- OISTの研究成果等のシーズを活かした事業化に関すること
- OISTが支援するスタートアップへのファイナンスに関すること
- OISTが支援するスタートアップの事業化促進に関すること
- 人材育成及び人材交流に関すること
- OISTの産学連携の推進に関すること
- OISTの沖縄地域と連携した運営体制の構築支援に関すること
- OISTの発展に関すること
7月1日、OISTの新たなインキュベーション拠点である「OIST Innovation Core」において、協定の署名式が行われました。
署名式で、OISTのカリン・マルキデス学長兼理事長は、「OISTの研究成果が社会に実装されるスピードを加速し、スタートアップやイノベーションの支援を通じて、沖縄における実質的なインパクトを生み出していきたい」と意気込みを述べました。
株式会社琉球銀行の島袋健 代表取締役頭取は、「金融機関としての強みを活かし、OISTと連携しながら、世界へ羽ばたく企業の創出や産学連携を通じた社会的・経済的インパクトの創出を力強く後押していく 」とコメントしています。
OISTは、本連携を通じ、地元沖縄地域との連携を一層強化し、地域経済の持続可能で自立的な発展への更なる貢献へとつなげていく所存です。
写真キャプション: 2025年7月1日に行われた株式会社琉球銀行とOISTとの連携協定締結署名式。琉球銀行から、島袋 健 頭取、菊池 毅 専務取締役、OISTからは カリン・マルキデス 学長兼理事長及びギル・グラノットマイヤー 首席副学長兼副理事長が出席した。