SHIMA2023
2023年8月14日〜18日、沖縄科学技術大学院大学(OIST)では、STEM(科学、技術、工学、数学)、SDGs(持続可能な開発目標)、そして離島における持続可能性への関心を育むワークショップ 「SHIMA 2023」 が開催されました。沖縄県内の複数の高校から17名の参加者が参加し、うち2名が石垣島から参加しました。また本年度は東京都武蔵学園REDプログラムに参加する13名のみなさんとコラボレートしてワークショップを実施しました。
5日間の集中プログラムでは、OISTの教授、研究者、博士課程学生に加え、地域の農業・海洋保全の専門家による講義、デモンストレーション、ハンズオン実験が行われました。初日は、在沖米国総領事館による「米国留学および奨学金に関するインフォメーションセッション」で幕を開けました。また、恩納村SDGs推進室の松原廣幸氏による「島の持続可能性とは何か」という導入講義が行われ、参加者たちはワークショップのテーマを共有しました。.
OISTの海洋気候変動ユニット、海洋生態進化発生生物学ユニット、進化・細胞・共生の生物学ユニットの研究者らも講師・サポートとして参加し、サステナビリティに関する多様なトピックを科学的視点から学ぶ機会を提供しました。
ハンズオン実験では、海洋酸性化モデル実験、果物からのDNA抽出、クマノミ幼魚や有孔虫の観察、地域農地のミツバチ巣箱見学などが行われ、参加者たちは科学的探究を体験しました。また、赤土流出防止のための堆積池見学と清掃活動、ビーチクリーンアップや生物観察フィールドワークも実施されました。
ワークショップの最終日には、GODAC(国際海洋環境情報センター) よる講義が行われ、深海生物多様性や海底資源、沖縄諸島の成り立ちと私たちの生活との関わりについて学びました。参加者たちはこれまで学んだことをグループごとにまとめ、最終プレゼンテーションとして発表しました。
今回の SHIMA 2023 は、多くの専門家やボランティアの協力のもと、高校生にとって充実した学習機会となりました。参加者からは、「OISTでしかできない体験ができた」「環境保全に取り組む研究者に出会い、将来環境を守る仕事に関わりたいと思った」といった声が寄せられました。本ワークショップは在沖米国総領事館の助成によって実施されました。
本ワークショップは在沖米国総領事館の助成によって実施されました。