SEED Program: 長崎県立長崎南高等学校のOIST訪問

2025年12月11日、長崎県立長崎南高等学校の生徒35名がOISTを訪れました。

長崎県立長崎南高等学校の生徒たちは、自身の研究活動について英語でポスター発表を行い、OIST博士課程学生からフィードバックを受けました。質疑応答を通して、研究内容の理解を深めるとともに、英語での科学的コミュニケーションを体験しました。
 
続いて、2名の研究者による講演が行われました。
ゾラル・メメット・アリフ博士(ポストドクトラルスカラー)からは、水生寄生虫学および病理学を専門とした研究紹介があり、魚類や頭足類(イカ・タコ類)における疾病の仕組みや、養殖における効果的な疾病管理について解説が行われました。また、研究者としてのキャリアや、国際的な研究環境で働くことについても語られました。
そして、ダウレット・イズバッサロフ博士(フィンランド気象研究所/客員研究員)より、大気質が人の健康に与える影響についての講演が行われました。コンピューターモデリングを活用し、都市規模から屋内環境、さらには肺の中での空気の流れまで、さまざまなスケールで大気汚染を分析する研究内容が紹介され、国際的な研究キャリアについても触れられました。
プログラムの最後には、キャンパスツアーが実施され、生徒たちはOISTの研究施設を見学し、最先端の研究が行われている環境を体験しました。
 
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