2017-10-11
  2016年、世界保健機関(WHO)は、抗生物質への耐性を「現代における健康、食の安全、そして発展にとって最大脅威のひとつ」と位置付けました。そして、現存する抗生物質に対する耐性が増していることが原因で、年々、結核や淋病などの感染症の治療が困難になっていることを報告しています。とは言え、抗生物質は人類にとって欠かせないものです。なぜなら抗生物質がなければ、...
Type: ニュース記事
2017-10-06
  1960年代、タスマン海に位置し、周りを海で囲まれた小さな火山性の岩柱であるボールズ・ピラミッドへ向かったロッククライミングの一団が、ある生物の生き残りに関する驚くべき物語の始まりともいえる重要な発見をしました。それは、およそ30年前に絶滅したと考えられていた、ロードハウナナフシと思われる生き物の新しい死骸でした。1918年に、ロード・...
Type: ニュース記事
2017-08-29
OIST研究者が記載した3つの新種の一つである、Zasphinctus sarowiwaiの口器を回転式3D再構築画像で示している。口器の各パーツが配置をそのままに、3Dで視覚化されたのは初めてである。 黄色の部分はアリの上唇、緑色の部分は小顎、オレンジ色の部分は下唇を示す。 触角のように見える部分は口肢と呼ばれる。 これらの構造が組み合わさり、食物を口中に取り込み、咀嚼する機能を持つ。
Type: ビデオ
2017-08-29
  沖縄科学技術大学院大学(OIST)の生物学者らは、この度、アフリカで発見された3種の珍しいアリを新種として記載し、アフリカにおける生物多様性保全で著名な3人の人物(前米国大統領、作家兼活動家、世界的に有名な科学者)...
Type: ニュース記事
2017-07-18
  この地球上に住むさまざまな動物がどのように起源し進化してきたのかを証明することは、我々が生物を理解するための一つの方法であり、最も小さな生活空間の中にもその驚くべき答えが隠されています。例えば、タコやイカといった頭足類の腎嚢に住みついている小さな寄生動物のニハイチュウ(二胚動物)もそうです。ニハイチュウは見た目は大して重要そうでもなく、...
Type: ニュース記事
2017-07-13
  チャールズ・ダーウィンは19世紀に生まれて研究を行いましたが、現代の進化生物学者らは、鳥類と進化に関する疑問を解くためのあらゆる研究をし尽くすまでには至りませんでした。例えば、1990年代には米国スミソニアン協会の鳥類学者ラス・グリーンバーグといった研究者らが、気候と鳥のくちばしの進化の関係について新しい疑問を投げかけました。この疑問は、...
Type: ニュース記事
2017-06-30
 医療の現場では、患者への治療と快復の効果の向上のため、より簡便かつ迅速で、低コストの臨床検査キットが常に求められています。 近年では、患者から採取された血液などの生体サンプルに含まれる疾患の指標となるバイオマーカーと呼ばれる生体分子を臨床医が測定するために、マイクロ流体型の生化学反応系に基づく検査キットが利用されています。...
Type: ニュース記事
2017-06-14
   神経細胞間の接点として有名な「シナプス」における情報伝達メカニズムは良く知られていますが、神経細胞の末端、つまりシナプス前末端、その内における情報輸送のしくみは、海図にない水域のような未知の領域です。シナプス前末端において、情報伝達を担う伝達物質は、シナプス小胞と呼ばれる泡状の袋につめこまれて、交通網を走りぬける自動車のように目的地に輸送されます。...
Type: ニュース記事
2017-06-03
  沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究員らは、パーキンソン病関連タンパク質α(アルファ)シヌクレインが神経細胞(ニューロン)に過剰に発現することによって生じる毒性のメカニズムを同定しました。このタンパク質はパーキンソン病の発症に関わる原因物質として知られています。  本研究により、パーキンソン病発症の仕組みを探る上で、早期治療法の開発につながる重要な基礎知見を得ました。  ...
Type: プレスリリース
2017-05-30
   概要    この度、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究チームは、自己免疫疾患の発症に深くかかわる分子メカニズムを発見しました。    研究チームは、これまで自己免疫疾患の発症に密接に関与することが明らかになっている「Th17細胞※1」(良性と悪性がある)をターゲットとする自己免疫疾患の治療法開発に向けた基礎研究を行う中で...
Type: プレスリリース
2016-11-24
  この度、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究者らが、エネルギーを発生する廃水処理技術を企業創出に生かすという目的で、科学技術振興機構(JST)より助成金を獲得しました。   OISTの生物システムユニットで開発された本技術は、...
Type: ニュース記事
2016-08-17
  サンゴ礁はデリケートな生態系であり、気候変動や人為的な活動によって危機に瀕しています。水中環境の再生は、通常健康なサンゴ礁から傷ついたサンゴ礁に、サンゴを移植することによって行われます。しかしこのやり方は問題となる可能性があります。というのも、この方法ではサンゴ礁におけるそれぞれの地域的な特徴を見過ごし、サンゴの遺伝的な多様性を損なう可能性があるからです。  ...
Type: ニュース記事
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