神経発生ユニット 神経発生ユニットではゼブラフィッシュをモデル系として用い、細胞の発生および組織の形成を制御するメカニズムについて研究しています。OISTの大規模なアクアリウムシステムは4,800の水槽で200,000匹の魚を飼育しており、脊椎動物における網膜の発生を研究するプロジェクトのために、変異およびトランスジェニックゼブラフィッシュを維持しています。 コンタクト 詳しく見る ユニットのページへ ユニットメンバー 論文・出版物 教員 政井 一郎 教授 神経発生ユニット 専門分野 生物学 細胞生物学 発達生物学 遺伝学 神経科学 ユニットのニュース がん予防の鍵となるタンパク質をゼブラフィッシュの突然変異体の眼球から発見 特定のタンパク質が細胞の死を防ぎ、細胞増殖の周期を制御する過程で重要な役割を果たすことが研究で明らかになりました。 生き続ける:網膜神経細胞の生存に必要な遺伝子に注視 ゼブラフィッシュを用いた研究で、strip1と呼ばれる遺伝子は、網膜神経節細胞の生存に重要な役割を果たすとともに、網膜内層が確実に正しく形成されるようにしていることが新たに見出されました。 発生期の免疫細胞の移動経路がゼブラフィッシュの網膜で明らかに 免疫細胞が血管の表面を通路として利用し、神経細胞の発生開始を合図に、網膜へ移動するという事実が新たな研究で明らかになりました。 細胞の「微調整メカニズム」がエレガントな眼を作る ゼブラフィッシュの眼における水晶体発生の制御を助ける「ブレーキ」分子が発見されました。 ヒト遺伝性失明の手がかりを魚の眼から探る ゼブラフィッシュで先天性失明を引き起こす遺伝子が同定され、ヒトの類似疾患の適切な治療につながることが期待されます。 もっと見る 専門分野 生物学 細胞生物学 発達生物学 遺伝学 神経科学 同分野の研究ユニット モデルベース進化ゲノミクスユニット 海洋構造生物学ユニット 生物の非線形力学データサイエンス研究ユニット 大進化ユニット 進化・合成生物学ユニット 細胞増殖・ゲノム編集ユニット 進化神経生物学ユニット 分子神経科学ユニット ゲノム・遺伝子制御システム科学ユニット ヒト進化ゲノミクスユニット 研究ユニットを探す
生き続ける:網膜神経細胞の生存に必要な遺伝子に注視 ゼブラフィッシュを用いた研究で、strip1と呼ばれる遺伝子は、網膜神経節細胞の生存に重要な役割を果たすとともに、網膜内層が確実に正しく形成されるようにしていることが新たに見出されました。