2017-08-25

こどもかがく教室2017

 先週、8月21日から25日にかけて、恩納村と沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、沖縄県国頭郡恩納村のふれあい学習体験センターにおいて、毎年恒例の「こどもかがく教室」を開催しました。幼児から中学生までの子供たちが、教室や屋外、そしてビーチでも科学アクティビティーを楽しみながら体験しました。今年8回目を迎えた同イベントには、113人の子供たちが参加しました。授業は、OISTスタッフ、恩納村内の理科の先生や看護師、保護者らの指導を受けて行われ、OISTでインターンをしている県内の大学の大学生8名も通訳などとして活躍してくれました。

 今年は6つのクラスが開かれ、化石の発見や飛行機を飛ばしてみる実験などが行われました。

 5・6年生クラスに参加の鈴木恵美花さんは、コンピュータゲーム「Pong」を作る方法を学びながら、「(大きくなったら)プログラミングでゲームを作りたい。」、同じクラスの神山萌夏さんも
「楽しいよ!」と感想を語っていました。

ゲームのプログラミングを学ぶ5・6年生クラスの生徒。

 3日目の水曜日、小学1・2年生の「うみのいきものをさがしてみよう」クラスでは、海洋動物の探索と採取のために海岸を訪れました。生き物を集めた後は、それらを教室の近くの水槽に入れて、行動を観察しました。

こどもかがく教室が開かれた恩納村ふれあい学習体験センター近くの海岸で海の生き物を探している1・2年生クラスの生徒

ビーチで見つけたものを見ている小学1・2年生の生徒。
 

  幼児クラスではくるくる回る飛行機や糸電話を作ったり、色を混ぜたりするなど、楽しく過ごしました。

OISTスタッフと琉球大学からのインターン生 赤嶺久玲愛さんから色の混ぜ方を教わる子供。

  水曜日と木曜日に幼児クラスを教えたOISTスタッフのサラ・ウォンさんは、「新しいことを発見した子供たちの顔を見るのは、私にとっても大変な喜びです」と話します。

 ボランティアとして参加してくれた大学生も楽しい時間を過ごしたようです。琉球大学学生の島袋歩美さんは、「サマースクールに子供たちの手伝いとして来てはいますが、同時に私にとっても学ぶ機会となっています。私も小さい時にこのようなプログラムに参加したかったです。」

中学生向けのジュニア・サイエンス・プログラムにおいて、顕微鏡で神経細胞を観察

  恩納中学校で開催された中学生向けの「ジュニア・サイエンス・プログラム」では、マウスの脳の神経細胞を顕微鏡下で観察し、それらをスケッチしました。また、神経細胞の大きさを把握するのに役立つ特別な物差しを使用する方法を学びました。

 恩納村とともにこどもかがく教室を企画・運営しているOIST地域連携セクションの照屋友彦さんは、毎年多くの子供たちがこのサマースクールへの参加を希望していると言います。 「とても人気があるので、来年はもうひとつ別のクラスを開くことができればと思っています。」

紙飛行機レースする3・4年生クラス

 恩納村の子供たちが科学とともに夏を楽しみ、今後も科学を身近に感じながら学び続けることにつながればと願っています。

 

(マックガバン・アン)

広報や取材に関して:media@oist.jp

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