沖縄科学技術大学院大学の創立記念式典において、マサチューセッツ工科大学(MIT)の名誉学長で、現在、全米技術アカデミーの院長を務めるチャールズ・ベスト博士が基調講演を行いました。ベスト博士は、マサチューセッツ工科大学での経験を踏まえ、「大勢の若者が世界中を行き来し、チャンスが得られる国で学び、働く時代になった」と述べ、「頭脳流出」から「頭脳循環」、そして「頭脳統合」へと時代が変化してきたことについて言及されました。また、同博士はOISTが独自の構想を通じて、この「頭脳循環」、更には「頭脳統合」という時代に身をおいていると指摘しました。