BRIDGEネットワーク憲章

BRIDGEネットワーク憲章
BRIDGE ネットワーク憲章
科学は本質的に、国際的、競争的、共同的、そしてダイナミックなものです。そして、アイデアが花を咲かせ、技術が発展し、または思いがけない発見が生まれるために、可能な限り最適な環境を提供することが研究機関には求められています。
20世紀から21世紀にかけて、複数の大陸にわたり、新しいタイプの研究機関が設立されました。これら研究機関は、グローバル世界において第一線で活躍する科学者のニーズに特に適したものです。これらの機関は、学部課程を備えた完全な大学になることなく、科学研究の卓越性及び大学院教育を組み合わせていることに共通点があります。世界の科学者にとって最適な条件を満たし、国際的な基準で採用や運営を行い、所属機関、制度、政治や専門分野の垣根を越えた協力を促進します。加盟機関はBRIDGEネットワークをこうした研究機関のためのオープンプラットフォームとしています。全参加機関の同意が得られれば、新たな研究機関の参画が可能となります。
BRIDGEネットワークの第一の目的は、メンバー機関がベストプラクティスを効果的に共有するための基盤となることです。研究機関・大学院大学の管理運営に関する専門知識が科学と社会の利益のために共有され、組織間及びスタッフ間における既存の連携協力もさらに強化されながら発展していきます。
BRIDGEネットワークの主な目的:
- 共通の価値観、特に研究および大学院教育における卓越性、国際性、研究倫理、責任あるリーダーシップと人材育成、自律性、開放性および多様性の提唱
- 研究および大学院教育のための成功組織モデルの促進
- 科学機関・大学院大学の評価基準標準化の推進
- 共通の懸念事項を整理し、第三者(国内および国際)に対する共通の立場を表明
- 政策提言の公開
- 定例会議のためのフォーラム提供
- 相互の経験共有を通じたベストプラクティスの開発
- 会員組織相互支援と、会員間のコミュニケーション及び協働の強化
Copyright OIST (Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University, 沖縄科学技術大学院大学). Creative Commons Attribution 4.0 International License (CC BY 4.0).
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