戦略計画

戦略計画

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概要

 OISTの創設は、2009年に沖縄科学技術大学院大学学園法の国会での可決を受けて開始されました。同法では、OISTは国際的に卓越した教育研究の推進を図り、沖縄の振興の発展に寄与することを目的とするとされています。OIST戦略計画2020-2030の中で詳述されている基本理念および戦略ゴールは、この当初の目的に忠実に沿うものとなっています。

理念および基本方針

「第一条 この法律は、沖縄科学技術大学院大学の設置及び運営に関し必要な事項を定めることにより、沖縄(沖縄県の区域をいう。以下同じ。)を拠点とする国際的に卓越した科学技術に関する教育研究の推進を図り、もって沖縄の振興及び自立的発展並びに世界の科学技術の発展に寄与することを目的とする。」

(平成二十一年法律第七十六号 沖縄科学技術大学院大学学園法)

ビジョン・重視する価値・ミッション

本学のビジョン:人類のための知の前進

本学が重視する価値:卓越性・他者の尊重・責任感・透明性・持続可能性・多様性・勇気・自由、これらが本学の全ての行動の基盤となる

本学のミッション:先駆的大学院大学として、科学的知見の最先端を切り拓く研究を行い、次世代の科学研究をリードする研究者を育て、沖縄におけるイノベーションを促進する拠点としての役割を果たす

基本理念

世界が認める大学院:人類に恩恵をもたらす、世界最先端の学際的研究を行う機関としての地位を確立することを目指す。

選ばれる目的地:沖縄でのイノベーションの実現にとって最適なパートナーとなり、触媒としての役割を果たすことで、経済成長と持続可能な利益を促進し、日本及び国際社会にとって重要な問題に対応するための役割を果たすことを目指す。

選ばれるパートナー:効率的な事務部門の支援の上に、科学と教育を結びつけて、イノベーションと起業家精神を涵養し、研究・学習・共同活動の目的地となることを目指す。

 OIST戦略計画2020-2030は2018年8月から2019年5月にわたり、OIST教職員100名以上が参加したタスクフォースや作業部会など、学内の開かれた協議を通じて作成されました。完全版と要約版は下記からダウンロードすることができます。学内外のアドバイザーとは数多くのグループ協議・個別協議を行いました。毎回多くの教職員が参加した一連のオープン・ミーティングでは、進捗を報告し、参加者からの質問・意見・提案を募りました。関連書類はすべて学内ポータルサイトで共有されました。最終的に、戦略計画は評議会、理事会、その他内外の関係者によって協議され、2019年5月の理事会において承認を受けました。

ダウンロード

 戦略計画は、追加情報とインタビューを含む要約版(26ページ)と完全版(136ページ)の2種類があります。