14.1 基本方針

沖縄科学技術大学院大学(「本学」)が使命とする研究及び教育は、知的財産の開発よりはるかに重要なものです。しかし、本学における教育及び研究には、本学のみならずより広い世界への恩恵となる新しい思想、方法、物質、装置等の豊富な源泉となる可能性があることも本学はよく理解しています。 
 
一定の基準を満たす新しい思想、方法、物質、装置、創作及び発見の所有者は、その所有に係る知的財産を利用し商業化する独占的権利を与えられます。そのため、知的財産は本学の研究及び教育を支える自由な収入となる可能性を秘めています。知的財産は、教員、学生、職員その他の人的資源に次ぐ、本学の最も重要な資産なのです。
 
それゆえ、本学の教員(本学と雇用関係のある学生を含みます。)若しくは職員による本学の職務遂行の過程において、若しくは、本学の資源の「単なる付随的な利用を超える利用」によって(客員の研究員等、本学の被用者以外の者の場合は、この利用に該当するといえます。)、着想された、創作された、開発された、又は最初に全体若しくは一部が実施された、全ての知的財産は、特別の規定がない限り、原則として本学に帰属します。本学コミュニティに属する全ての人員は、他の本学の資産と同様に、本学の知的財産を保全、管理及び保護することが求められます。何らかの理由で特許性の低い発明であっても同様です。なぜなら、例えば営業秘密や技術的「ノウハウ」のように、これらも十分に財産的価値及び重要性を有するからです。
 
本学の知的財産に由来する使用料等その他これに類似する報酬は、本学と発明者/著作者との間で分配するのが本学の方針です。
 
教職員(本学と雇用関係のある学生を含みます。)の他、本学の知的財産に係る基本方針に関する規定は、以下の者にも適用されます。
全ての大学院生及び博士研究員(ポスドク)
本学の研究プロジェクトに従事する被用者以外の者全て(例えば、客員の教員、産業界からの人員、フェロー等)
 

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