施設保全コーディネーター

OISTは、国内外から優れた研究者を集めて質の高い研究を行い、世界レベルの研究拠点の形成を推進し、沖縄における技術移転およびイノベーションを促進する知的クラスターの核となることを通して、世界の科学技術へ寄与するために日本政府の主導により創設されました。

セクション概要：

施設管理セクションはキャンパスが拡張される中で、研究棟の建築を含めたキャンパスの整備に大きく寄与しています。特に、限られた予算の中で、研究者の要求を満足させるような研究施設を建てることが強く要求されます。最新の機械設備、電気設備の導入はもとより、恩納村の自然環境と共存するようなキャンパス作りを行うことが必要です。日本を代表する設計事務所や建設会社とタッグを組み、最先端の技術を駆使し、日本を代表する学園を作り出すのが施設管理セクションの役割です。

施設管理セクションの役割は、文字通りキャンパスの施設を維持管理することです。我々は学園の教職員、学生にサービスを提供しているというスタンスで、快適な研究環境、学習環境を提供できるように日々頑張っています。また、キャンパスの駐車場整備、スクールバス運営、安全な環境の構築、なども施設管理セクションの業務の一環です。教職員、学生に寄り添いながら、より良いキャンパスづくりを行うことが施設管理セクションの使命です。

職務概要：

OISTの研究棟は建設されて既に10年以上経っているものもあり、大規模な修繕や改修が必要な時期にきています。施設管理セクション/施設保全コーディネーターは、それらの修繕や改修を計画に沿って実施することが重要な業務の一つです。また、キャンパス全体で使用するエネルギーの管理を行います。電気、水道、天然ガス、Ａ重油、ＬＰガスを適切に使用する為の計画の作成を行い、キャンパス全体の省エネルギー化に貢献することが期待されます。

当ポジションで得られる経験・知識：

• 昨今注目を集めているSDGsについて、豊富な知識・技術が習得できるだけではなく、施設管理という観点から持続可能な環境づくりに向けた知見や実務力を習得および向上することができます。
• 特にこの分野で得られる実務力は、施設という範囲を超えて、それら施設を利用するユーザーの視点から考察する場合にも大きく役に立つといえます。
• 得られたデータに基づいて、未来のオフィスデザインへの提言やエネルギー効率を最大化する運用方法を設定・展開するなどといったさらに幅広い分野での応用が期待されます。