4.15.1 責任体制

4.15.1.1公的研究費最高管理責任者
理事長・学長は、最高管理責任者として、本学における公的研究費の運営及び管理に関し最終責任を負います。最高管理責任者は、公的研究費の運営及び管理に関し、不正行為を発生させる要因を除去し、十分な抑止機能を備えた環境及び体制の構築を図るとともに、不正行為が生じた場合には、必要な措置を厳正かつ適切に講じなければなりません。

4.15.1.2公的研究費統括管理責任者
プロボストは、統括管理責任者として、最高管理責任者を補佐し、本学における公的研究費の運営及び管理に関し本学全体を統括する実質的な権限と責任を有します。統括管理責任者は、不正防止計画を策定し、職員等に対して教育・研修を計画的かつ継続的に行います。

4.15.1.3公的研究費コンプライアンス推進責任者
プロボストオフィスに置く研究財務マネジャー、外部研究資金セクションリーダー及び事業開発セクションリーダーは、コンプライアンス推進責任者として、次の役割を担います。

(1)不正防止対策を実施し、実施状況を確認するとともに、統括管理責任者に定期的に報告します。
(2)不正防止を図るため、公的研究費の使用・管理に関わる全ての構成員に対し、コンプライアンス教育を実施し、受講状況の管理監督及び理解度の把握を行います。
(3)構成員が、適切に公的研究費の使用・管理を行っているか等をモニタリングし、必要に応じて改善を指導します。