音・色 インスタレーション展示

アートとサイエンスが融合した没入型のオーディオ・ビジュアル体験へ

「アートとサイエンスが融合した没入型のオーディオ・ビジュアル体験へようこそ。

これはインスタレーションであり、同時に実験でもあります。

自然音や合成音が、投影された色彩と混ざり合うことで、私たちの感情や精神状態にどのような影響を与えるのかを検証しています。ぜひこの機会にOISTトンネルギャラリーにお越しいただき、インスタレーションを楽しみながら、実験にご参加ください。体験後には、会場に設置されている端末から、ぜひ感想をお聞かせください。

このインスタレーションを通るたびに、穏やかな気持ちや新たな感覚を感じていただければ幸いです。

皆さまのご協力に御礼申し上げます。」 - OIST Sonic Lab

このインスタレーションは、科学技術振興機構(JST)「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」、OISTグローバル・バイオコンバージェンスイノベーション拠点の支援を受けて実施しています。

音と映像のウェルビーイング研究調査の研究の一環として、開催期間、エントランス・トンネル・ギャラリーの6箇所にカメラを設置します。

カメラで撮影された映像は、誰も見ることなく自動的に解析されます。 個人を特定できる情報は破棄され、通行している人の位置の座標のみが記録されます。カメラの映像から、個人の特定やプライバシーに関する情報を取得するような事はありません。

Oto・Iro 音・色インスタレーション展示は、2025年2月3日から3月3日まで、OISTのトンネル・ギャラリーで開催されます。
otoiro

Updates

OIST Sonic Lab、「Oto・Iroインスタレーション」をPCST カンファレンス2025で紹介

2025年5月28日、OIST Sonic Labは、スコットランド・アバディーンで開催されたPCST 2025カンファレンスにて、「音・色 インスタレーション」プロジェクトを紹介しました。

PCSTカンファレンスは、科学コミュニケーション分野における世界有数の国際会議です。今回の「パフォーマンス」セッションには、世界各国から大学の広報担当者や科学コミュニケーション研究者、実務者など約30名が参加しました。

会場は薄暗く、自然音と人工音を組み合わせたサウンドスケープと没入感のある映像が融合し、カンファレンスの中でもひときわ印象的な発表となりました。「音・色 インスタレーション」は、音と映像、そしてウェルビーイング研究の交差点を探る継続的なプロジェクトの一環です。今年2月に初回の展示を行い、8月にはOISTで第2回の展示を予定しています。

今回のアバディーンでの発表では、科学コミュニケーションの専門家と交流し、貴重なフィードバックを得る機会となりました。参加者からは、言葉や図表に頼ることなく、科学的な取り組みを伝えることができ、言語の壁を越える力があるとの声が寄せられました。また、アーティストと科学者が協働するOIST Sonic Labのユニークな研究環境にも注目が集まり、オープンで学際的なアプローチとして評価されました。

Oto・Iro Installation in PCST Aberdeen

本プレゼンテーションは、一部をグレイトブリテン・ササカワ財団の支援により実現しました。

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