2014-01-31

伝統と新生の2大学、共通の未来を見据えて

 1月28日、沖縄科学技術大学院大学(OIST)と東京大学の間で科学・学術協力に関する協定が結ばれ、OISTからは複数の役員が東京での協定締結調印式に出席しました。「本日この調印式に出席できますことを大変光栄に思います。本学は国際的な大学ですが、日本の大学です。また、日本の教育界においては誕生したばかりの若者です。伝統ある東京大学とこのように協定を結ぶことは大変名誉なことです。これをきっかけに両校の関係が一層深まることを願っています」とOISTのジョナサン・ドーファン学長は冒頭で挨拶をしました。これに対し東京大学の濱田純一総長は、「我々も光栄に思います。本協定は両校の絆を深めるだけでなく、教育と研究の両面にわたって双方の関係を強固なものにすることでしょう」と語られました。

 調印式は各校の出席者の紹介から始まりました。東京大学からは濱田総長に加えて、松本洋一郎副学長、同大大学院理学系の相原博昭研究科長、同大医科学研究所の清野宏所長、同大大学院理学系の星野真弘副研究科長が出席されました。また、OISTからはロバート・バックマンプロボースト、ジョージ・イワマ上席副学長、ジェフ・ウィッケンス研究科長、研究科オフィス学術交流コーディネーターの日笠誠さんも参加しました。

 さらに当日は、両大学間で学生交流に関する覚書が締結されました。これにより、OISTは東京大学から「リサーチ・インターン」、もしくは「特別研究学生」として学生を受け入れることになります。また、OISTの学生は「特別研究学生」として東京大学で研究指導を受けることができます。「OIST研究科オフィスにとって今日は記念すべき日です。この覚書の締結をきっかけに両校の関係がより強固なものになり、両校の学生が多くを享受できることを願っています」と、ウィッケンス研究科長は述べました。1980年代の米国カリフォルニアでの研究者時代から長きにわたりOISTドーファン学長の良き研究仲間でもあられる相原研究科長は、「両校の学生による交流が増えることを望んでいます」と語り、OIST訪問時にご覧になった本校の研究環境や、国際色豊かな教授陣と研究者についてふれた上で、「この覚書をきっかけに本学の学生たちがより広い視野を養うとともに、新たな教育研究の機会を得ることを願っています」と話されました。

 調印式の後、OISTの一行は星野副研究科長のご案内によりキャンパス見学を行い、東京大学大学院理学系研究科附属植物園や同大素粒子物理国際研究センターを訪れました。

(名取 薫)

広報や取材に関して:media@oist.jp

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