OISTでコロキアム講演シリーズが始まりました

OISTではコロキアムと称する講演会を月1回のペースで開催することになりました。これは、講師の方に科学の幅広いテーマの中から1つ選んで一般向けに話してもらうというもので、第1回目は、米国ニューヨーク大学のK.R.スリーニヴァサン教授にお越し頂きました。


講演前にスリーニヴァサン教授を囲んで、
歓談を楽しむ参加者たち


スリーニヴァサン教授

 この度OISTではコロキアムと称する講演会を開催することになりました。これは、講師の方に科学の幅広いテーマの中から1つ選んで一般向けに話してもらうというもので、第1回目となる2月21日には、米国ニューヨーク大学のK.R.スリーニヴァサン教授にお越し頂きました。
 スリーニヴァサン教授は「原子サイズから宇宙のサイズまで:その関連性」と題した講演の中で、低温時における乱流の興味深い特性について語りました。講演では、まずはじめにこの研究テーマが科学史でどのように発展してきたかを紹介し、現代における認識について説明しました。また、講演前には飲み物などが配られ、およそ70名のOIST研究者やスタッフがスリーニヴァサン教授を囲んで、しばし歓談を楽しみました。
 OISTコロキアムの講師には、研究者やある特定分野の専門家で、いずれもその分野に関する深い知識をもつだけでなく、分かりやすい説明で聴衆の関心を引き付けることで知られる方々をお招きします。
 講演は、OISTの全研究員と職員、ならびに一般の方々まで幅広い層を対象とした有益な内容となっており、県内の全ての教育機関や学校関係者、学生の方もご参加頂けます。
 今回のスリーニヴァサン教授の講演は、今後OISTの伝統的行事となるであろうコロキアムの記念すべき第1回目として人々の記憶に残ることでしょう。

広報・取材に関するお問い合わせ:media@oist.jp

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