2016-05-05
 遺伝子の発現は、スイッチのようにオンとオフを切り替えたり、調整つまみのように発現の度合いを微調整することができます。沖縄科学技術大学院大学(OIST)ゲノム・遺伝子制御システム科学ユニットに所属するガース・イルズリー(Garth Ilsley)博士は、遺伝子発現制御を予測できる数学モデルを開発しました。実験的にはショウジョウバエの胚の遺伝子発現を調整する技術を導入し、...
Type: プレスリリース
2016-04-20
 この度、ドイツのハイデルベルク大学から渡邉寛准教授がOISTに着任し、進化神経生物学ユニットが発足しました。新ユニットでは、渡邉准教授のもとでニューロンと神経系の進化の過程に関する研究が進められます。  渡邉准教授は東京工業大学で修士号と博士号を取得し、...
Type: ニュース記事
2016-04-19
 通常多くの配管システムには、水などの液体を異なる方向に送る交差点や結合部が備わっています。交差点に達した流体が実際にどのように流れるかを考えたことがあるでしょうか?沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究者らは、十字形流路装置の各流路に特定の方法で流体を流すと、交差するところで予想もしていなかったらせん渦が形成されることを見出しました。本研究成果は米国物理学会が発行する科学誌「Physical...
Type: ニュース記事
2016-04-15
   3Dプリンティングは今やイノベーションの一翼を担う技術として注目されています。小さな人口歯から巨大ジェット機にいたるまで、3Dプリンターを使って生み出される製品は日ましに増えています。沖縄科学技術大学院大学(OIST)では「選択レーザー誘起エッチング(SLE)技術」を用いた3Dプリンターが新たに導入され、...
Type: ニュース記事
2016-03-31
 冷たくて美味しい飲み物を口にするとき、大抵の人はコップに入った氷の中で何が起きているかを考えたりはしないでしょう。沖縄科学技術大学院大学(OIST)量子理論ユニットのニック・シャノン准教授らは、このたび、ある2つの実験に基づいた詳細な理論を打ち立て、氷中の陽子の振る舞いを明らかにし、アメリカ物理学会発行の学術誌「...
Type: ニュース記事
2016-03-30
 新しい技術が次々と生まれ、刻一刻と変化する世界で、イノベーション創出や社会的発展に大学がどう関わっていくか―多くの高等教育機関では、その役割が改めて見直されています。3月22日、沖縄科学技術大学院大学(OIST)では、世界中から有識者が集い、イノベーションおよび地域の経済成長を促す大学の役割について様々な意見が交わされました。  「大学の使命は、人類に資する新たな知見を生み出すことです」と、...
Type: ニュース記事
2016-03-29
 代謝物質は、生体内の代謝によって産生され、個人の健康や病気、食生活などに関する多くの情報を提供してくれる体内物質です。そしてその代謝物が、さらに多くの情報を握る物質であることが、沖縄科学技術大学院大学(OIST)と京都大学との共同研究の結果により明らかになりました。OISTの柳田充弘教授を中心とする研究チームは、今回の研究で加齢に特異的に関与する代謝物を特定し、...
Type: プレスリリース
2016-03-21
 深海には、最高で摂氏400度にもなる熱水が海底から噴出する熱水噴出孔とよばれる、いわば「海底温泉」が存在します。そこにはユノハナガニ(Gandalfus yunohana)やカイレイツノナシオハラエビ(Rimicaris kairei)など熱水噴出域固有の生物群が生息しています。これらの生物は、熱水噴出孔から湧き出る各種の化学物質を食料にして生存しています。...
Type: ニュース記事
2016-02-12
 沖縄科学技術大学院大学(OIST)では、異なる研究分野間の連携を推進しています。この度、ソフトマター物理学と構造生物学という異分野の研究者が協力し、界面活性剤を用いた結晶化・可視化法を開発しました。界面活性剤は表面を活性化する働きがあるため、洗剤や化粧品、ペンキなど数多くの工業製品に使われています。生物学から見ても、物理学から見ても、...
Type: ニュース記事
2016-01-15
 熱帯熱マラリアの病原体であるマラリア原虫(P. falciparum)のひとつのタンパク質と、それに対して感染初期段階の生体防御反応を担う抗体分子が結合した三次元構造が沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究により明らかになりました。米科学誌...
Type: プレスリリース
2015-12-25
 糖尿病は死亡原因の上位を占めている疾患です。1型糖尿病の患者は、インスリン産生細胞が免疫作用により破壊されるため、毎日インスリン注射を打たなくてはなりません。インスリン摂取量を劇的に減らし、インスリン投与への依存を断ち切るための効果的な治療法は、膵臓にあるランゲルハンス島(膵島)を移植することです。移植者の肝臓にインスリン産生細胞を注入すると、...
Type: ニュース記事
2015-12-04
 人体の細胞には、自死または生存を促進する複雑な分子機構が存在し、自死と生存の狭間で揺れ動いているということが最近の研究で明らかになってきました。このような概念は、プログラム細胞死(PCD)として知られています。PCDが確認された2000年代初期には、PCDの引き金となる遺伝子および蛋白質の発見に研究の主眼があり、細胞の生存を促進するプロセスは、あまりよく分かっていません。  このたび、...
Type: ニュース記事
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