2013-01-16

山本沖縄担当相、島尻政務官がOISTを訪問

 1月12日、山本一太内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、科学技術政策、宇宙政策)島尻安伊子内閣府大臣政務官が恩納村のOISTキャンパスを視察され、大学院大学の進捗を確認されました。山本大臣、島尻政務官の視察は大学院生5名との懇談から始まり、学生はそれぞれ大臣にOISTで充実した学生生活を送っていることなどを伝えました。OIST第一期生には18の国と地域から34名の学生がおり、その内5名が日本人です。ジョナサン・ドーファン学長と学生の1人、ケン・バックマンさんは、次年には更に多くの日本人学生が入学することを期待していると話し、ドーファン学長は、日本人学生の獲得に向けて最善の努力をしていると山本大臣と島尻政務官に説明しました。

 その後、御一行は第2研究棟を視察し、御手洗哲司准教授が率いる海洋生態物理学ユニットに立ち寄りました。まず御手洗准教授より同ユニットが研究している沖縄周辺海域におけるサンゴの分布について説明があった後、話題はOISTの学生の将来にも及びました。自身も海外で学び、研究を行ってきた御手洗准教授は、「学生、特にOISTの日本人学生には海外に出て欲しいと思っています」と話しました。この日、同じ沖縄県選出の國場幸之助衆議院議員、比嘉奈津美衆議院議員とともに訪問に同行していた宮﨑政久衆議院議員は、「OISTから世界への扉が開かれている気がします」と話されました。

 また、御一行はムックレス・ソーワン准教授が率いるナノ粒子技術研究ユニットも訪れました。同研究室では、最先端の研究機器を駆使して個別の原子や分子を操作し、医療や環境、エネルギーなど、幅広い分野への応用の可能性がある研究を行っていることが説明されました。

 第2研究棟とセンター棟をつなぐスカイウォーク(連絡通路)では、ドーファン学長が第3研究棟の建設予定地と、プレハブ仮施設で開園したプレスクール「てだこ」について説明しました。ドーファン学長は、両施設は本学の発展に欠かせない要素であり、恒久的な施設が必要であると山本大臣、島尻政務官に伝えました。続いて、御一行は、センターコートを抜け、第1研究棟に入り、佐藤矩行教授率いるマリンゲノミックスユニットを視察されました。佐藤教授は、同研究チームが世界で初めてサンゴの全ゲノムの解読に成功し、本研究成果がサンゴの白化現象のメカニズムを解明する手がかりとなることについて説明しました。また、サンゴと共生する褐虫藻のゲノム解読についても現在研究を進めていることを報告しました。また、同教授は山本大臣、島尻政務官に、OISTの研究者が共同研究に非常に意欲的であることを伝え、OISTが有する最新のシーケンシング機器が他の大学や研究機関の研究にも役立ち得ることを強調しました。

 最後に、OISTが御来賓の方々にお願いしているご芳名帳に山本大臣のご署名を頂きました。視察を終えた大臣は、「実際にOISTを訪れ、OISTが従来の大学とは異なる革新的な大学院だと確信しました。今後のOISTの成功を強く願っています。」と感想を述べられました。また、島尻政務官からは、「OISTが構築している世界的な連携は非常に重要だと思います。大学の発展のために力になれることがあればお知らせください。」との心強い言葉を頂きました。

(ヴァネッサ・シパニ)

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