2012-08-14

こどもかがく教室2012を開催:科学は面白い

 幼い時、夏休みが終わって新学期が始まるのに自由研究の成果がなくてどうしようかと困ったことはありませんか?恩納村・OISTこどもかがく教室2012に参加した児童たちにとってそのような心配はおそらくないでしょう。8月6~10日にかけて開催された同プログラムは、毎年夏休みにOISTと恩納村が就学児童を対象に行っており、今年も地元恩納村を中心に南は浦添市から北は名護市まで、計74名の生徒が恩納村のふれあい体験センターに集まりました。参加児童は以下の4グループに分かれ、OISTの研究員や職員から、それぞれ異なるテーマで科学の授業を受けました。

1~2年生:みのまわりのいきものたち
3~4年生:いきものを作っているざいりょうをしらべよう
5~6年生:脳とロボット
4~6年生:身のまわりでおこっていること

 今年で3年目となるこどもかがく教室は実験などを体験することで、子どもたちの科学に対する関心を高めることを目的としています。クラスでは、電子顕微鏡などの研究機器を使った生き物の観察や、物理現象や生物を構成する組織や細胞について実験を通して理解したり、ロボットを小さなレゴ部品から組み立てて脳の働きについて学びました。

 小学校3年生の當山千尋さんは一昨年に続いて2度目の参加で、「2年前と全然違うことが学べて楽しい!理科大好き!」と、目を輝かせながら話してくれました。

 今年は台風の接近で初日の教室が中止になりましたが、過去最高となる計31名のOIST研究員が講師として参加したほか、恩納村立小・中学校から8名の先生方が参加して下さり、他の32名のボランティアの方々とともに無事プログラムを終えることができました。

 5~6年生クラスに参加した村井海斗君のお母さんの雅美さんは、「息子は普段野球などスポーツをして外で体を動かすか、家の中でコンピュータゲームをしているかのどちらかが多いのですが、こうして教室の脇で本人がロボット作りの全工程を楽しんでいるのを見て、多くの可能性を秘めていることに気づきました。色々なことを体験して自分に合った将来の道を選んで欲しいと思います。」と、語ってくれました。

 
(名取 薫)

広報や取材に関して:media@oist.jp