5.2.3. 入学者選抜

入学者選抜委員会は、同委員会の基本方針、ルール及び手続きに従い、入学者の選抜を行います。

同委員会は、出願者が提出したすべての資料を審査し、約80名の最終選抜候補者名簿を作成します。この最終選抜候補者名簿に掲載された出願者は、アドミッション・ワークショップに招待されます。

5.2.3.1.  アドミッション・ワークショップ
アドミッション・ワークショップは毎年開催されます。同ワークショップの目的は以下のとおりです。

i. 入学者選抜委員会もしくはその分科会メンバーによる面接を行います。本学の博士課程で学ぶ目的や動機について面談します。委員会メンバーはさらに、学生の履修歴や志望進路についても学生と質疑応答します。学生にとっては、本学の大学院プログラムに関して質問する機会となります。この直接面接は記録され、委員会で使用されます。
ii. 学生に、本学の教育研究施設、厚生施設、周辺環境の見学ツアーの機会を提供します。
iii. 教員や他の学生と触れ合う機会となる交流プログラムを提供します。

5.2.3.2.  アドミッション・ワークショップに参加する候補者の旅費ルール
同ワークショップに招待された候補者の旅費は本学が負担します。同ワークショップは沖縄で少なくとも丸2日間にわたって開催され、期間の延長については柔軟に対応します。

食事及び宿泊施設
本学は、アドミッション・ワークショップに参加する候補者のための宿泊及び食事にかかる費用を負担します。朝食、昼食及び夕食は、同ワークショップの開催前日の夕方から終了翌日の朝まで提供されます。

旅行のサポート
1:  本学は、沖縄と候補者の出発地及び帰着地の空港との間のエコノミークラスによる往復の旅費をサポートします。但し、(日本又は海外の都市を問わず)途中下車のための一切の費用を除きます。

2:  本学の旅行代理店又は本学が予約を確認した後に行われたフライト及び宿泊施設のいかなる変更又はキャンセルによって発生した費用については、候補者が負担します。本学による事前の承認なしに、候補者が旅行日程の変更又はキャンセルを行うことは認められていません。この規定に違反した場合、フライト又は宿泊にかかる費用は候補者に請求される場合があります。

3:  本学は、那覇(沖縄)空港と本学シーサイドハウス又は周辺宿泊施設間の交通を手配します。候補者の個人的な理由のために予定どおりに沖縄へ到着又は沖縄を出発しない場合は、候補者が交通の手配を行い、またその費用を負担することになります。

4:  候補者が旅行保険の購入を希望する場合には、国内の場合は自費で購入することが求められますが、海外から招聘する場合は基本的に本学が負担します。

5:  候補者は、同ワークショップの前日に本学に到着することが求められます。同ワークショップは沖縄で少なくとも丸2日間にわたって開催され、期間の延長については柔軟に対応します。沖縄での滞在期間の延長は、研究科による旅行日程の事前承認を条件として許可されます。滞在を延長する場合は、候補者が自身の宿泊施設を手配し、その代金を負担します。

5.2.3.3.  最終選抜
入学者選抜委員会は、大学院プログラムに入学する資格を与えられる候補者の最終選考を行い、アドミッション担当部署に通知します。合格者には大学院プログラムへ入学を認める通知書が送付されます。合格者は、この申し出に対して30日以内に受諾又は辞退することが求められます。入学者選抜委員会は、この申し出に対する受諾又は辞退の期限を延長することができます。補欠候補者の順位表は、定員に空きが出た場合に第2回目の申し出を行うために保持されます。