4.4 リサーチフェロー

4.4.1 リサーチフェロー

リサーチフェローは、本学を主たる研究拠点とし、本学との雇用関係を有さないものの、本学において指導を受けながら研究や学術的教育に一時的に従事する者であって、独立行政法人日本学術振興会の特別研究員に採用された者、その他我が国又は諸外国の学術研究助成機関により研究奨励費、滞在費や研究費等の助成を受けている優秀な研究者(学生の身分を有する者を除く。)をいいます。

4.4.2 リサーチフェローの受入

リサーチフェローとして本学において研究に従事することを希望する者は、指導を受けようとする教員の承諾を経て、教員担当学監に受入を申請します。本学の教育研究に支障がないと考えられる場合は、教員担当学監は当該リサーチフェローの受入を許可します。

4.4.3 リサーチフェローの受入期間

リサーチフェローの受入期間は、原則として、当該リサーチフェローが研究奨励費、滞在費や研究費等の助成を受けている学術研究助成機関が定める採用期間とします。また、リサーチフェローが、当該学術研究助成機関の助成の採用決定を取り消され、又は資格を喪失した場合は、教員担当学監は当該リサーチフェローの受け入れを取消すことがあります。

4.4.4 リサーチフェローの活動

リサーチフェローは、本学において、以下の活動を行い、又は行うことが期待されます。

  1. 教員の指導の下、研究を行います。
  2. 受入期間中、自己の研究の結果を発表することが期待され、かつ発表するための支援を受けることができます。
  3. 指導教員の研究ユニットで研究を行う学生の博士論文又はその予備論文に関与することがあります。

4.4.5 コンプライアンス

リサーチフェローは、本学職員と同様、法令や本学の方針・ルールを遵守しなければなりません。リサーチフェローが、本学が職員に対し定める懲戒の理由[Link: 38.1]に該当する行為を行ったときは、教員担当学監は当該リサーチフェローの受入を取り消すことがあります。

4.4.6 リサーチフェローが創出した知的財産の取り扱い

リサーチフェローとして従事した研究活動において創出した発明等の知的財産権の取扱については、本学の基本方針・ルール・手続き(PRP)第14章の規程を適用します。

4.4.7 リサーチフェローの待遇およびその他の細則

リサーチフェローの待遇やその他の細則に関しては、「リサーチフェローの待遇およびその他に関するガイドライン」[Link]で定めます。

4.4.8 その他

その他の詳細については、教員担当学監が別途定めることとします。

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