36.2.6 メリット昇給

メリット昇給とは、毎年の業績の評価結果を踏まえ、年俸に恒久的に反映させる昇給制度です。教員、研究員、非常勤以外の職員の人事評価(業績評価)は、毎年、人事評価(業績評価)制度によって行われます。副学長(人事担当)は、毎年度、人事評価(業績評価)のそれぞれの格付けに対応した昇給割合を定めた「メリット昇給ガイドライン」の案を作成し、SRCによる審査を受けるものとします。本ガイドラインは、生活費の動向、労働市場における競争力、本学の予算、その他の要素を加味して作成されます。

対象職員:以下に該当する職員は、この昇給制度の対象とはなりません。

  • 現在の給与額が属する職層の上限額となっている職員
  • 本学での勤続期間が3か月未満である職員
  • 休職中の職員
  • 当該年度に9月を超える無給の休暇・休業を取得した職員
  • PE制度の対象外の職員(代表例としてはポスドク研究員が該当します。)
  • 雇用契約の期間が1年以下である職員
  • 教員及びPE制度の対象職員のうち、昇給が反映される年度の開始日(4月1日時点)に以下の年齢に達している職員
    ​- 教員:70歳
    ​- 定年制職員:65歳
    ​- 任期制職員(更新制任期職員含む):65歳

メリット昇給は、個々の職員の給与が毎年昇給することを保証するものではありません。給与額は、レンジの設定額の変更、個々の職員の人事評価(業績評価)の結果等によって変動することがあります。

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