22.8 定義

22.8.1 責務の相反

役職員の学外の活動及び職務に多大な時間、労力、若しくは注意を払うことを要し、又は消費し、本学での職務遂行に悪影響を及ぼす場合、「責務の相反」が存在します。

 

22.8.2 経済的利益

「経済的利益」は、ある決定の結果、実際にもたらされる、又は予測される経済的利益(軽微なものを除く)のことをいいます。

 

22.8.3 ギフト

本章において「ギフト」とは、研究に対する資金提供を含む本学との取引を行う者又は取引を希望する者によって提供される謝礼、便宜、割引、歓待、もてなし、ローン、恩恵、サービス、トレーニング、送迎、宿泊、食事、又はその他の受け手に個人的利益をもたらすものを指します。本学の役職員の家族へのギフト、又は家族以外の者と本学の役職員との関係に基づき提供される当該家族以外の者へのギフトは、それが本学の役職員の認知及び黙認の下で提供され、本学の役職員がそのギフトが受け手の本学での立場に基づいて贈与されたと信ずるに足る理由がある場合には、本章における「ギフト」とみなされます。本章で使用される「ギフト」という用語は、本学に対して行われた7章の資金調達に記載された寄付(出資、献金、遺譲)を含みません。

 

22.8.4 個人的な利益の相反

役職員の個人的な利益とその役職員の本学における職務上の責務が相反し、第三者から見てその個人の職務上の行動又は判断が金銭面やその他の個人的利益を考慮して行われているのではないかという合理的な疑問が持たれる場合、「個人的な利益の相反」が存在します。「個人的な利益の相反」は個々の性質や行動ではなく、状況によって判断されます。

 

22.8.5 組織的な利益の相反

「組織的な利益の相反」は、本学、本学役員、シニアレベル・エグゼクティブ(上級幹部職)、理事会の構成員、研究科、部署、その他の内部組織、又は関連する基金若しくは組織が、本学のプロジェクト、研究、商取引において本学に「経済的利益」がある組織と関係があるか、又はその組織との間に「経済的利益」を有する場合に生じる可能性があります。本学役員、シニアレベル・エグゼクティブ(上級幹部職)又は理事会の構成員が、本学と重要な商取引がある組織の理事又は重役に就く(又はその他の職務上の関係にある)場合、利益相反が起こる可能性があります。そのような相反の存在(又は存在するように受け取られる状態)は、本学での研究のレビューや実施においてバイアスをもたらしたり、又はバイアスが潜在するという疑念を生じさせる可能性があります。評価や管理が行われない場合、本学のミッション、義務若しくは価値と一致しない選択又は行動が取られかねません。

 

22.8.6 関係者

本方針及び章において、「関係者」は役職員の近親者(両親、兄弟姉妹、配偶者、子、三親等以内の親族)や同居者、親しい友人、及びビジネスパートナーシップ又は提携関係にある者を含みますがそれに限定されません。

 

22.8.7 本学役員

本章において本学役員とは次の職にある者をいいます。

理事長・学長
副理事長
監事

 

22.8.8 シニアレベル・エグゼクティブ(上級幹部職)

シニアレベル・エグゼクティブ(上級幹部職)とはPRP30.2.2.1.1に規定される職員をいいます。

首席副学長
プロボスト
COO
副学長
ディーン(教員担当学監、研究科長を含む。)
統括弁護士
その他理事長・学長が指定する者

 

22.8.9 アカデミック・スタッフ

本章においてアカデミック・スタッフとは次の職にある者をいいます。

研究員
特別研究員(リサーチ・サイエンティスト)
研究ユニットに所属する技術員
その他本学の学術的な及び/又は科学的な活動に関する職

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