2016-11-07
  適度なフラストレーション(不安・苛立ち)は人生に奥行きを与えてくれます。これは物理の世界にも当てはまります。競合する力が複数あって、同時にどちらの安定性も満たすことができない状態はフラストレーション」と呼ばれ、このような状態にある物質には特殊な性質が見られます。通常、水を構成している水分子は温度が下がると規則正しく整列し、氷の結晶を構成します。磁性体を構成する原子もまた、...
Type: ニュース記事
2016-11-07
Type: 写真
2016-11-07
Type: 写真
2016-07-14
 この度、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の物理学の研究チームが、新たなスピン液体の存在を示唆する研究を発表しました。スピン液体は科学者の興味をそそる特異な現象で、磁性体における原子の磁気の方向が定まらずに揺らぎ続けます。OISTの研究チームの理論的発見はコンピュータ・シミュレーションによって検証されました。特に注目すべきは、このスピン液体の数学的記述は、...
Type: ニュース記事
2016-03-31
 冷たくて美味しい飲み物を口にするとき、大抵の人はコップに入った氷の中で何が起きているかを考えたりはしないでしょう。沖縄科学技術大学院大学(OIST)量子理論ユニットのニック・シャノン准教授らは、このたび、ある2つの実験に基づいた詳細な理論を打ち立て、氷中の陽子の振る舞いを明らかにし、アメリカ物理学会発行の学術誌「...
Type: ニュース記事
2016-03-30
グラフ中の線は中性子散乱実験で中性子が氷中を通過する際のエネルギーと運動量の減衰量の関係を示している。色の付いた部分は光子が出現する可能性を測定したもの。可能性が高いものは赤、低いものは青で表示。
Type: 写真
2016-03-30
トンネル効果により変化した陽子の配置。水素陽子(白球)は別の場所へ飛び移ることができるため、水素と酸素の長い水素結合と短い共有結合が水氷の六角形の結晶中で入れ替わっている。
Type: 写真
2016-03-30
OISTの研究チームは、X線実験や中性子散乱実験でみられた陽子のパターンを理論的に説明した。マップ上に黒い円で表示しているピンチポイントは、水氷中の陽子が局所的には秩序だった並びであるが、全体的には無秩序な配列であることを示している。
Type: 写真
2016-03-30
水氷の一般的な結晶構造。酸素(赤球)はハチの巣に類似した六角形の配列。各酸素イオンは隣接した陽子(白球)と2つの短い結合と、2つの長い結合を形成している。各結合に陽子が必ず1つ、各酸素イオンに陽子が2つ隣接したこの構造はアイスルールに沿った形状である。
Type: 写真
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