構造細胞生物学ユニット (ウルフ・スコグランド)
2014-07-30
この回転しているイメージは、低温分子分解能電子線トモグラフィー 法(Cryo-MET)とX線結晶構造解析法と呼ばれる2つの異なる手法で得られたタンパク質の三次元構造です。この試料は免疫グロブリンGという抗体で、ヒトの免疫システムにおいて最も多く存在するものです。
この2つのイメージは完全に重なっていませんが、これはタンパク質の構造 が非常に柔軟 であるためです。タンパク質は絶えず運動しており、...
Type: ビデオ
2012-08-20
今から60年前のことになりますが、電子顕微鏡像を観察していた研究者たちは、ある種の細胞の「外皮」である細胞膜が高密度に局在し窪んだ構造を形成しているのに気づきました。小さなくぼみのようなかたちから、発見者によって小さな洞窟を意味するカベオラと名付けられたその構造体は、のちにほかの種類の細胞にも多数見つかりました。数ある機能のなかには細胞膜に新しいパッチを輸送する働きがあり、...
Type: ニュース記事
2012-03-23
Type: Event Report
2011-12-26
God Jul! スウェーデン出身のウルフ・スコグランド教授率いるOIST構造細胞生物学ユニットからスウェーデン語で季節のご挨拶です。
これは、同ユニットの古庄公寿技術員が新たに導入された、集束イオンビーム加工と走査電子顕微鏡の複合装置Helios 650 を使ってシリコン基板上に加工を行ったものです。
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Type: Event Report
2011-02-22
沖縄科学技術研究基盤整備機構(OIST)は、創薬分野においてプロテイン・トモグラフィー技術に基づくビジネスを展開するスウェーデンのシデックテクノロジーズ・アーベー社(シデック)と、同社の特許ポートフォリオの一部の移管に関する契約を締結しました。この特許の移管によって、進展著しい分子イメージング技術の分野において、OISTの優位性が更に高められるものと期待されます。
移管される特許ポートフォリオは...
Type: プレスリリース
