数理理論物理学ユニット (氷上 忍)
2013-04-19
数学には、非常に正確に宇宙を説明する力があるため、現代の物理学者たちは実在性そのものが数学からなることを示してきました。こういうと、高校時代の代数を思い出して、「悪夢のようだ」...
Type: ニュース記事
2013-04-19
OISTの学際的環境の中で研究を続けるうちに、氷上教授は複雑な生物系、とりわけ、最終的には生体組織の構成要素となる立体的なタンパク質を構築するための重要なプロセス、すなわちアミノ酸の複雑な折り畳みと絡み合いにおける相関性の解明に、ランダム行列理論を利用することに特別な関心を持つようになりました。
Type: 写真
2013-04-19
「数学的証明の単純性は非常に美しいものです。自分の研究結果が妥当であるか否かを知る手段でもあります。証明が美しくなければ、何かが間違っていることになります。ただし、方程式の魅力に取りつかれると、数学が実際にできることを重要視しすぎることにもなります。」
Type: 写真
2013-04-19
OIST数理理論物理学ユニットの氷上忍教授と物理生物学ユニットのジョナサン・ミラー准教授をオーガナイザーに迎え2012年4月に開催された「ランダム行列理論に関する国際ワークショップ(RMT)」は、OIST初の物理学に焦点を合わせたワークショップとなりました。当日講師を務めた一人、シカゴ大学のポール・ウィーグマン教授(物理学)は、このワークショップは数学的側面に加え、生物的・...
Type: 写真
