2022-06-13
[ケンブリッジ大学との共同プレスリリース] この度、英国と日本の共同研究チームは、太陽電池の安価な代替材料のひとつ「ペロブスカイト」の効率を制限してしまう小さな欠陥が、材料の構造変化にも関与しており、経年劣化を引き起こしていることを明らかにしました。 ペロブスカイトは、エネルギー効率の高いLEDやX線検出器などの光電子工学への応用が期待されていますが、寿命が限られています。研究チームは、...
Type: プレスリリース
2022-03-10
本研究のポイント 本研究において、非常に効果的かつ正確な手法を用い、「モアレ励起子」と呼ばれる特殊な粒子を可視化に成功した。 励起子の研究は、ハイテクデバイスや量子デバイスに革命をもたらす可能性があると期待されているが、通常は一瞬で消えてしまうため、研究が困難であった。 モアレ励起子は、電子エネルギーがモアレ模様を描くように積層された2枚の半導体層の間で形成されるため、...
Type: プレスリリース
2021-12-10
本研究のポイント ハイブリッドペロブスカイトは、有機材料と無機材料の両方の利点を兼ね備えた次世代太陽電池の材料として有望視されている。 ハイブリッドペロブスカイト太陽電池の効率は、現在20%から約25%の間に留まっているが、理論上の限界は約30%であり、産業利用に有望視されている。 研究チームは、...
Type: プレスリリース
2021-04-22
本研究のポイント: 励起子とは、負の電荷を帯びた電子が正の電荷を帯びた正孔と結合してできる励起粒子。 本研究では、最先端技術を駆使し、励起子内の電子を世界で初めて撮影した。 極端紫外光を使って励起子を分解し、電子を電子顕微鏡内の真空中に取り出す技術を用いた。 本研究は、電子が物質から飛び出す角度を測定し、励起子内で電子と正孔がどのようにして互いに周回し合っているかを明らかにした...
Type: プレスリリース
2021-04-20
左からジュリアン・マデオ博士(共同筆頭著者)、ケシャヴ・ダニ准教授(上席著者)、マイケル・マン博士(共同筆頭著者)。
Type: 写真
2021-04-20
極小の物理学では、量子の奇妙な概念が適用される。電子は粒子であると同時に波でもあるため、電子の位置と運動量を同時に把握することは不可能である。しかし、励起子の確率雲によって正孔の周囲で電子が存在する確率が高い場所が示される。研究チームは、波動関数を測定して励起子の確率雲の画像を作成した。
Type: 写真
2021-04-20
励起子は、厳密には粒子(particles)ではなく、準粒子(quasiparticles)である(quasi-はラテン語で「ほとんど」という意味)。励起された負電荷の電子と正電荷の正孔が静電気力で引き合うことで生成される。正孔とは、励起された電子の後に残る空間のことで、それ自体が準粒子の一種である。
Type: 写真
2020-12-04
OISTの研究者らは「暗い励起子」と呼ばれる粒子を世界で初めて直接観察し測定することに成功しました。2次元半導体という非常に薄くて将来の活躍が有望視されている素材の上で観察されたこの粒子は、光で捉えることができないために10年あまりにわたって世界中の研究者が追い求めていました。 学術誌...
Type: プレスリリース
2020-12-01
研究者らは励起子を発生させるポンプパルスと電子を取り出す極端紫外光パルス間の時間を変えることで、暗い励起子(赤)と明るい励起子(青)が時間の経過とともにどのように変化するかを示すビデオを作成した。
Type: ビデオ
2020-11-30
電子顕微鏡に半導体材料のサンプルをセットする、フェムト秒分光ユニットのスタッフサイエンティストで論文共同筆頭著者であるマイケル・マン博士。
Type: 写真
2020-11-30
まず光ポンプパルスで電子を励起して励起子を生成する。その後、極端紫外光パルスの光子が励起子内の電子を物質から電子顕微鏡内の真空中に取り出す。飛び出してきた電子のエネルギーと角度を電子顕微鏡で測定する。
Type: 写真
2020-11-30
極端紫外光のビームを整える、フェムト秒分光法ユニットのスタッフサイエンティストで共同筆頭著者のジュリアン・マデオ博士。
Type: 写真
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