生態・進化学ユニット (アレキサンダー・ミケェエブ)
2021-03-30
本研究のポイント:
毒は、動物が獲物を捕らえたり、自己防衛をしたりするための武器としてきたタンパク質の混合物である。
ヘビの毒腺と哺乳類の唾液腺では、一連の遺伝子が共通に活性化されていることが明らかになった。
これらの共通遺伝子は、適切に機能するタンパク質を分泌腺で大量に生産できるようにし、毒を進化させる上で重要な基盤となっている。
これらの発見は、...
Type: プレスリリース
2019-10-01
ミツバチの大量死(蜂群崩壊症候群)は地球環境やグローバル経済、世界の食料安全保障に深刻な影響を与えます。大量死の原因の一つはミツバチに寄生するバロアダニで、体長わずか数ミリのこのダニが、ミツバチのコロニーに潜入しウイルスを媒介します。しかしバロアダニの生態については、これまでほとんどわかっていませんでした。
沖縄科学技術大学院大学(OIST)生態・進化学ユニットの研究者たちは、この度、...
Type: ニュース記事
2019-09-09
自然界では生物の共生関係はよく見られる相互関係です。この共生という関係がよく見られるということは、それが生物にとって優れた生存戦略であることを示しています。一方、人間の世界を見てみると、世界中の科学者たちは、研究分野で最初の発見者となるべくいつもしのぎを削っています。科学はこのような競争によって進歩するのですが、競争ではなく協力によって解決できる社会的課題も数多くあります。
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Type: ニュース記事
2019-09-06
OIST生態・進化学ユニットのマエヴァ・テシェル博士は、バロアダニを理解するためにミツバチのコロニーを研究している。写真は、燻煙器を使ってミツバチをおとなしくさせるマエヴァ博士。
Type: 写真
2019-09-06
流出した赤土が海岸線に達すると、沖縄の海は無残な赤色に染まり、サンゴの白化現象を引き起こす要因のひとつとなる。桐野氏は赤土の浸食を最小限に食い止め、海への流入を軽減するための新たな方法を模索していた。
Type: 写真
