2017-01-10
  ここ十年ほど、二次元(2D)物質が、ますます多くの研究者から注目を集めています。ひとつないしほんの数個の原子分の厚さしかないというのが特徴であるこれら2D物質は、様々な元素、または元素のコンビネーションから構成されています。科学者たちが2D物質の虜となったのは、ノーベル物理学賞受賞(2010年)につながったアンドレ・ガイム博士とコンスタンチン・...
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2016-07-14
 この度、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の物理学の研究チームが、新たなスピン液体の存在を示唆する研究を発表しました。スピン液体は科学者の興味をそそる特異な現象で、磁性体における原子の磁気の方向が定まらずに揺らぎ続けます。OISTの研究チームの理論的発見はコンピュータ・シミュレーションによって検証されました。特に注目すべきは、このスピン液体の数学的記述は、...
Type: ニュース記事
2016-06-16
 量子力学の分野では、物理学者が光子や電子など微小な単一粒子や、少数粒子の集まりについて研究しています。これらの粒子は波動として振る舞うときがあり、その特殊な性質を利用して粒子を操作したり制御することが可能です。量子力学では、粒子が壁を通り抜けるといった非日常的な現象が起こります。沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究チームは、...
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2016-05-18
 何かについて知っていることと、それを証明できることとには重要な違いがあります。科学でも同様で、誰もが知っていても実証できないアイディアというものがあります。そのうちの一つが、粉粒体における無秩序と準安定状態との関係性です。これまで解明されなかったこの2つの現象の結びつきを、このほど3名の研究者が新たな実験法によって明らかにしました。  沖縄科学技術大学院大学(OIST)...
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2016-04-29
 沖縄科学技術大学院大学(OIST)光・物質相互作用ユニットのシーレ・ニコーマック准教授らは、このたび、ガラスマイクロレーザーを作製し、それらを圧縮空気で調整する新技術を開発しました。本研究成果は、ネイチャー・パブリッシング・グループが発行する電子ジャーナル「Scientific Reports...
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2016-03-31
 冷たくて美味しい飲み物を口にするとき、大抵の人はコップに入った氷の中で何が起きているかを考えたりはしないでしょう。沖縄科学技術大学院大学(OIST)量子理論ユニットのニック・シャノン准教授らは、このたび、ある2つの実験に基づいた詳細な理論を打ち立て、氷中の陽子の振る舞いを明らかにし、アメリカ物理学会発行の学術誌「...
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2016-03-14
 OIST量子理論ユニットのカリム・エサフィ博士、オーウェン・ベントン博士、ルドヴィック・ジョウベルト博士の3人は、物質が示す非常に際立った状態である「スピン液体」について探求し、また、この状態が物理学の分野に大きな進展をもたらすかどうかを見極めるべく、日々奮闘しています。...
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2016-03-03
 石炭や石油などの従来のエネルギー源と違い、再生可能エネルギーは、エネルギー源そのものが自然の営みの変動に左右されるため、かなり予測がつきにくいものです。このことにより、その時々の消費需要をどのくらいまかなえるかを計算する際、再生可能エネルギーでは、多くの問題を抱えてしまうのです。  沖縄科学技術大学院大学のマヘッシュ・バンディ准教授をリーダーとする研究チームは、...
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2016-03-02
 化石燃料のエネルギー利用は産業革命を後押しし、その後の技術発展に寄与してきました。しかし、その埋蔵量には限りがあり、低炭素社会への転換に向けた取り組みが急務となっています。石油・石炭などのエネルギー資源が底をつく日はもうすぐそこまで来ているのです。  エネルギー革命の旗手である太陽光および風力発電。しかし、世界のエネルギー消費量が増加の一途をたどるなか、...
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2016-02-17
 カプチーノをいれる際に活躍する最新式のミルク泡立て器にも使われている磁気ギア。磁気ギアは機械式ギアと同様に回転運動を伝達するものですが、歯車の代わりに回転する磁石の間の引力と反発力を利用しています。この度、沖縄科学技術大学院大学(OIST)ソフトマター数理ユニットのポスドク、ヨハネス・シュンケ博士が、...
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2016-02-01
 半導体の集積度が2年ごとに倍増すると予測する「ムーアの法則」の終焉が、2015年エレクトロニクス分野で大きな話題となりました。従来のシリコン型技術では、半導体チップ1個に集積できるトランジスタの数と大きさが物理的限界に達しつつあります。一方、代替技術の進歩は、未だに広く実用化されるにはほど遠いのが現状です。「ムーアの法則」を復活させるためには、動作中に発生する熱や、...
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2015-12-08
 沖縄科学技術大学院大学(OIST)のシーレ・ニコーマック准教授が率いる光・物質相互作用ユニットの研究チームが、将来的にデータ通信への応用が期待される、極細の光ファイバーを使用したオンオフ・スイッチの開発に成功し、その論文が科学誌...
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